jpcconf ha export
形式
jpcconf ha export -f 論理ホスト環境定義ファイル名 [-noquery]
機能
jpcconf ha exportコマンドは,Performance Managementの論理ホスト環境の設定を指定されたファイルにエクスポートするコマンドです。
このコマンドは,論理ホスト運用に対応したPerformance Managementでだけ実行できます。PFM - Managerは論理ホスト運用に対応しています。PFM - AgentまたはPFM - RMの論理ホスト運用については,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルの,クラスタシステムでの運用について説明している章を参照してください。
コマンドを実行できるホスト
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PFM - Manager
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PFM - Agent
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PFM - RM
実行権限
- Windowsの場合
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Administrators権限を持つユーザー
- UNIXの場合
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rootユーザー権限を持つユーザー
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
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インストール先フォルダ\tools\
- UNIXの場合
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/opt/jp1pc/tools/
引数
-f 論理ホスト環境定義ファイル名
論理ホスト環境の設定をエクスポートするファイル名を指定します。空白文字を含む場合," "で囲んでください。
-noquery
このオプションを指定すると,コマンドの実行を中断する問い合わせメッセージが出力されなくなり,ユーザーの応答が不要になります。非対話形式で実行したい場合に指定します。
なお,指定したファイルと同名のファイルがある場合は,KAVE05399-Iメッセージが出力され,ファイルが更新されます。
注意事項
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クラスタシステムの実行系ノードと待機系ノードの環境を一致させるため,次の場合,実行系ノードでこのコマンドを実行して,論理ホスト環境の環境定義ファイルをエクスポートしてください。
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論理ホスト環境のセットアップ,または設定変更をした場合
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論理ホスト環境をアンセットアップした場合
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コマンドの実行をCtrl+Cキーやシグナルで中断した場合,特定の戻り値が返りません。そのため,コマンドをCtrl+Cキーやシグナルで中断した場合は戻り値を無視してください。
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このコマンドを実行するときに,論理ホストのPerformance Managementプログラムのサービスを停止する必要はありません。
戻り値
0 |
正常終了した。 |
0以外 |
異常終了した。 |
使用例
セットアップされている論理ホスト環境設定を論理ホスト環境定義ファイル(jp1-ha1.conf)にエクスポートする場合のコマンド実行例を次に示します。
jpcconf ha export -f jp1-ha1.conf