jpcparamdump
形式
jpcparamdump -d 出力先ディレクトリ
機能
jpcparamdumpコマンドは,コマンドを実行したホスト上の,Performance Managementのプログラムの設定情報をテキスト形式のファイルで出力するコマンドです。jpcparamdumpコマンドで設定情報が収集できる製品を次に示します。
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PFM - Manager(10-10-10以降)
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PFM - Base(10-10-10以降)
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PFM - Agent for Platform(Windows・UNIX)(10-00以降)
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PFM - RM for Platform(10-00以降)
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PFM - RM for VM(10-00以降)
コマンドを実行できるホスト
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PFM - Manager
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PFM - Agent
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PFM - RM
実行権限
- Windowsの場合
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Administrators権限を持つユーザー(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
- UNIXの場合
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rootユーザー権限を持つユーザー
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
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インストール先フォルダ\tools\
- UNIXの場合
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/opt/jp1pc/tools/
引数
-d 出力先ディレクトリ
設定情報のファイルの出力先ディレクトリを35バイト以下の絶対パスで指定します。指定するディレクトリは,次の条件を満たしている必要があります。
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コマンド実行前には存在しない。
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Performance Managementのインストール先ディレクトリ配下でない。
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ディレクトリ名が半角英数字または半角記号で構成されている。
ただし,次の半角記号は指定できません。
" & ' * , ; < > ? ^ ` |
なお,半角空白や括弧「( )」が含まれている場合は,ディレクトリ名をダブルクォーテーション「"」で囲んで指定してください。
また,末尾が「\」のディレクトリは指定できません。
注意事項
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コマンドを実行する前に,コマンドの実行環境の文字コードがPerformance Managementのサービス起動時の文字コードと合っていることを確認してください。合っていない場合,文字コードが混在したファイルが出力されることがあります。
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コマンドの実行に失敗した場合,指定したパスに出力途中のファイルやディレクトリが残ります。コマンドを再実行するときはまず,これらのファイルやディレクトリを削除してください。
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WMI command-line(WMIC)をインストールしていない環境でjpcparamdumpコマンドを実行すると,Host.prmファイルに次の文字列が出力されます。
WMICをインストールしています。しばらくお待ちください。
この文字列について,ほかのホストのHost.prmファイルと差分が発生しても,Performance Managementの設定には問題がありません。差分を無視してください。
なお,次回の実行以降はこの文字列は出力されません。
戻り値
0 |
正常終了した。 |
1 |
コマンドラインの形式が不正である。 |
2 |
コマンドの実行権限がない。 |
100 |
Performance Managementの環境が不正である。 |
200 |
メモリーが不足している。 |
210 |
ディスク容量が不足している。 |
211 |
ファイルまたはディレクトリにアクセスできない。 |
255 |
予期しないエラーが発生した。 |
出力情報
jpcparamdumpコマンドを実行すると,-dオプションに指定したディレクトリ配下にファイルを作成して,対象となる製品の設定情報を出力します。コマンドを実行したホストに論理環境が存在する場合は,物理ホストの設定情報とあわせて,論理ホストの設定情報も出力します。
jpcparamdumpコマンドで作成されるディレクトリの構成およびファイルの詳細については,「付録G jpcparamdumpコマンドの出力情報」を参照してください。