jpcconf target unsetup
形式
jpcconf target unsetup -key サービスキー -inst インスタンス名 -target 監視対象名 [-lhost 論理ホスト名]
機能
jpcconf target unsetupコマンドは,PFM - RMがインスタンス内で監視する監視対象を削除するコマンドです。
コマンドを実行できるホスト
-
PFM - Manager(PFM - RMがインストールされたホストだけ実行可能)
-
PFM - RM
実行権限
- Windowsの場合
-
Administrators権限を持つユーザー(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
- UNIXの場合
-
rootユーザー権限を持つユーザー
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\tools\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1pc/tools/
引数
-key サービスキー
削除したい監視対象が設定してあるPFM - RMのサービスキーを指定します。プロダクト名表示機能が有効な場合はプロダクト名でも指定できます。
-inst インスタンス名
削除したい監視対象が設定してあるPFM - RMのインスタンス名を指定します。1〜32バイトの半角英数字で指定します。
-target 監視対象名
PFM - RMのインスタンス内に作成してある,削除したい監視対象を指定します。1〜32バイトの半角英数字および"-"で指定します。"-"から始まる名前およびAllは指定できません。
-lhost 論理ホスト名
このコマンドを実行するホストの論理ホスト名を指定します。1〜32バイトの半角英数字で指定します。空白文字は,指定できません。指定を省略した場合,物理ホストが仮定されます。ワイルドカード文字は使用できません。
注意事項
-
jpcconf target unsetupコマンドを実行する場合は,実行ホスト上のPFM - ManagerまたはPFM - Baseのバージョンが09-00以降である必要があります。
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論理ホスト環境で動作するPFM - RMの監視対象を削除する場合,待機系ノードでは実行できません。
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このコマンドの実行後は,PFM - Web Consoleのエージェント階層で「User Agents」を選択して表示されるツリーから,不要になったエージェントを必要に応じて削除してください。
戻り値
0 |
正常終了した。 |
1 |
引数の指定に誤りがある。 |
2 |
コマンドの実行権限がない。 |
5 |
指定されたサービスキーがない。 |
10 |
コマンドが実行中である。 |
11 |
ユーザーによって処理が中止された。 |
100 |
Performance Managementの環境が不正である。 |
102 |
指定された論理ホスト名はセットアップされていない。 |
109 |
PFM - RMへの監視対象の削除の通知に失敗した。 |
200 |
メモリーが不足している。 |
210 |
ディスク容量が不足している。 |
211 |
ファイルまたはディレクトリにアクセスできない。 |
230 |
内部コマンドの実行に失敗した。 |
255 |
予期しないエラーが発生した。 |
使用例
PFM - RM for Platformのインスタンスinst1から,監視対象targetname1を削除する場合のコマンド実行例を次に示します。
jpcconf target unsetup -key RMPlatform -inst inst1 -target targetname1