jpcconf ipv6 enable
形式
jpcconf ipv6 enable
機能
jpcconf ipv6 enableコマンドは,該当ホストでのIPv6利用設定を有効にするコマンドです。
クラスタ環境の場合は,実行系(ディスクがオンライン),待機系(ディスクがオフライン)のそれぞれで設定をおこなう必要があります。
IPv6利用設定を有効にすると,該当ホスト上のPerformance Managementの各サービスおよびコマンドは,通信にIPv6を利用するようになります。
コマンドを実行できるホスト
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PFM - Manager
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PFM - Agent
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PFM - RM
実行権限
- Windowsの場合
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Administrators権限を持つユーザー(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
- UNIXの場合
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rootユーザー権限を持つユーザー(uid=0のユーザー)
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
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インストール先フォルダ\tools\
- UNIXの場合
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/opt/jp1pc/tools/
引数
なし
注意事項
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Performance Managementのサービスが物理ホストまたは論理ホスト上で1つでも起動している場合は実行できません。
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このコマンドの実行には,実行ホスト上のPFM - ManagerまたはPFM - Baseが10-00以降である必要があります。
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このコマンドは,同一ホスト上の起動停止コマンドまたはほかのセットアップコマンドと同時に実行できません。
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このコマンドをサポートしているOSはWindowsおよびLinuxだけになります。
戻り値
0 |
正常終了した。 |
1 |
引数の指定に誤りがある。 |
2 |
コマンドの実行権限がない。 |
4 |
物理ホストまたは論理ホスト上のどちらかのサービスが停止していない。 |
10 |
コマンドが実行中である。 |
11 |
ユーザーによって処理が中止された。 |
100 |
環境が不正である。 |
200 |
メモリーが不足している。 |
211 |
ファイルアクセスエラーが発生した。 |
255 |
予期しないエラーが発生した。 |
使用例
該当ホストでのIPv6利用設定を有効にする場合のコマンド実行例を次に示します。
jpcconf ipv6 enable
出力例
KAVE05932-I IPv6通信機能のセットアップを開始します(enable) KAVE05933-I IPv6通信機能のセットアップは正常に終了しました(enable)