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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


16.4.1 PFMサービス自動再起動機能を利用するための前提条件

ホスト内のPFM - BaseまたはPFM - Managerが08-50以降で,ステータス管理機能が有効に設定されている必要があります。PFM - RMの場合,バージョンに制限はありません。PFM - Agentサービスを再起動する場合,PFM - Agentが08-00以降である必要があります。ホスト内に条件に該当しないPFM - Agentがインストールされている場合も,条件に該当するPFM - AgentサービスおよびAction Handlerサービスについては自動再起動できます。同一ホスト内の製品の組み合わせによるPFMサービスごとの自動再起動の可否を次の表に示します。

表16‒19 同一ホスト内の製品の組み合わせによるサービスごとの自動再起動の可否

PFM - ManagerまたはPFM - Baseのバージョン

各サービスの再起動可否

PFM - Agent 08-00以降またはPFM - RM

PFM - Agent 08-00未満

PFM - Agentなし

M

A

AH

M

A

AH

M

A

AH

PFM - Manager 08-50以降

×

PFM - Manager 08-50未満

×

×

×

×

×

×

×

×

PFM - Base 08-50以降

×

×

×

PFM - Base 08-50未満

×

×

×

×

×

なし

×

×

(凡例)

M:PFM - Managerサービス

A:PFM - Agentサービス

AH:Action Handlerサービス

○:再起動できる

×:再起動できない

−:該当しないまたはできない組み合わせ

再起動の対象となるPFMサービスは,物理ホストで動作するPFMサービスだけとなります。なお,Status Serverサービス自身は対象となりません。Performance Management をクラスタシステムで運用している場合,論理ホストで動作するPFMサービスの制御にはクラスタソフトを利用してください。PFMサービス自動再起動機能では論理ホストで動作するサービスを対象としていません。