Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


14.3.1 JP1/AJS3と連携するためのセットアップ手順

  1. JP1/AJS3 - Web Consoleの環境設定ファイル(ajs3web.conf)を開き,接続先PFM - Web Consoleのログイン用URLを指定する。

    PFM_URLラベルに,正しくログインできるURLを指定してください。

    例えば,通信プロトコルが「http」,接続先PFM - Web Consoleのホスト名が「PFM-WebCon」,接続先PFM - Web Consoleのポート番号が「20358」の場合,次のように指定してください。

    ;[]
    ;HNTR_LOG_LEVEL=info
    ;HNTR_LOG_LANG=system
    ;SYS_LOG_LEVEL=info
    ;SYS_LOG_LANG=system
    ;COM_LOG_SIZE=128
    ;COM_LOG_LEVEL=info
    ;COM_LOG_NUM=2
    ;COM_LOG_LANG=system
    ;SERVER_LOG_SIZE=8192
    ;SERVER_LOG_LEVEL=info
    ;SERVER_LOG_NUM=2
    PFM_URL=http://PFM-WebCon:20358/PFMWebConsole/login.do
  2. 手順1で環境設定ファイルに設定したPFM - Web Consoleとは別のPFM - Web Consoleでも実行ホストを監視している場合は,環境設定ファイルに設定したPFM - Web Consoleホストの初期設定ファイル(config.xml)を編集する。

    編集項目

    <vsa><search-WebConsole>タグのhostport,およびhttps

    編集方法

    環境設定ファイルに設定したPFM - Web Console以外のPFM - Web Consoleのホスト名,ポート番号,および暗号化通信の設定を定義する。複数のPFM - Web Consoleを定義する場合は,PFM - Web Consoleの数の分だけ<search-WebConsole>タグを定義する。

    定義例

    <vsa>
            <search-WebConsole>
                <param name="host" value="PFMWebCon2"/>
                <param name="port" value="20358"/>
                <param name="https" value="ON"/>
            </search-WebConsole>
            <search-WebConsole>
                <param name="host" value="PFMWebCon3"/>
                <param name="port" value="20358"/>
                <param name="https" value="OFF"/>
            </search-WebConsole>
    </vsa>
    重要

    httpsに設定する値は,JP1/AJS3 - Web Consoleの環境設定ファイル(ajs3web.conf)で指定した通信プロトコルと一致させてください。不一致の場合,画面にブラウザのセキュリティ警告が表示されます。

    また,ブラウザがFirefoxの場合は,セキュリティ警告の画面で操作を続行しても,混在コンテンツのブロックによってアクセスがブロックされます。操作を続行するためには,Firefoxで混在コンテンツのブロックを解除してください。

  3. JP1/AJS3 - Web Consoleのサービスを再起動する。

  4. PFM - Web Consoleのサービスを再起動する。