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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


13.5.5 PFM - ManagerまたはJP1/SLMをバックアップし,リストアした場合の監視設定同期の手順

JP1/SLM - ManagerまたはPFM - Managerをバックアップし,リストアした場合,手動でPFM - ManagerとJP1/SLMの監視設定を同期させる必要があります。

手順を次に示します。

  1. PFM - Managerを起動する。

  2. JP1/SLMを起動し,ログインする。

  3. JP1/SLMの[構成情報設定]画面で構成情報の更新を実行する。

    PFM - ManagerとJP1/SLMの構成情報と監視項目を同期させます。

  4. JP1/SLMをリストアした場合だけ,JP1/SLMの[監視設定]画面で,監視有無(ONまたはOFF)および監視設定を確認する。

    次の項目を確認してください。

    • 監視項目の監視有無(ONまたはOFF)

      ONまたはOFFによってノードの色が異なるので,次の場合を確認します。

      ONのノードが,OFFになっていないか。

      OFFのノードが,ONになっていないか。

    • 監視項目の監視設定の内容

      監視項目の監視有無で,ONの場合のしきい値や予兆検知の設定が正しいかどうか。

  5. JP1/SLMの[監視開始・停止]画面で,監視状態(監視開始または監視停止)および監視設定をPFM - Managerと同期させる。

    サービスの監視状態に応じて次の設定をしてください。

    • 監視中のサービス

      監視開始を実行し,最新のJP1/SLMの監視設定をPFM - Managerに同期します。

    • 監視停止中のサービス

      監視停止を実行し,PFM - Managerの監視を停止します。

JP1/SLMでの操作の詳細については,マニュアル「JP1/Service Level Management」を参照してください。