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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


12.3.4 JP1/IMとの連携の解除

〈この項の構成〉

(1) JP1/IMとの連携の解除

JP1/IMとの連携を解除にするには,JP1/IM連携のための定義ファイルを削除します。

JP1/IMのディレクトリにコピーしたすべての定義ファイルを削除してください。定義ファイルの削除がJP1/IMに反映される契機については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」,およびマニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」を参照してください。

JP1/IMのセントラルコンソールから複数のPFM - Web Consoleのレポートを表示させていた場合は,初期設定ファイル(config.xml)の<search-WebConsole>タグをコメントアウトまたは削除して,PFM - Web Consoleのサービスを再起動してください。

(2) JP1/IM2との連携の解除

  1. Performance Managementのサービスが停止している場合は,各サービスを起動する。

  2. エージェントステータス変更イベントの一括発行機能を無効に設定して運用している場合,今後JP1/IMとの連携で,構成情報の変更に関するJP1システムイベントを発行させないときは,各エージェントに対するJP1システムイベントの発行の設定を無効にする。

  3. Performance Managementのパフォーマンスデータを収集する各レコードに対して,パフォーマンスデータの蓄積が不要となる場合は,蓄積の設定を無効にする。

  4. 今後JP1/IMとの連携で,ヘルスチェックエージェントのJP1システムイベントを発行させない場合は,ヘルスチェックエージェントに対するJP1システムイベントの発行の設定を無効にする。

  5. 次のコマンドを実行して,JP1/IM2連携機能を無効にする。

    jpcconf im2 disable

    クラスタ環境で利用する場合,実行系と待機系の両方で実施します。

    監視二重化の構成の場合,プライマリーとセカンダリーの両方で実施します。

  6. JP1/IM2の機能で,Performance Managementの構成情報を削除する。

    Performance Managementの構成情報を削除する方法については,JP1/IM2のマニュアルを参照してください。