10.7.1 クラスタシステムでのログ情報の採取
クラスタシステムでPerformance Managementのログ情報を採取する場合は,次の点に留意してください。
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論理ホスト運用しているPerformance Managementの場合,共通メッセージログおよびトレースログは,共有ディスクに出力されます。
共有ディスク上にあるログファイルは,フェールオーバーするときにシステムとともに引き継がれるため,フェールオーバー前後のログ情報は,同じログファイルに記録されます。
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論理ホスト運用している場合は,障害が発生した前後の情報を参照する必要があるため,フェールオーバーによって処理を停止した実行系ノードとフェールオーバー先の待機系ノードの両方で,ログ情報を採取する必要があります。
Performance Managementのログ情報を採取する方法については,「17.6 トラブルが発生したときに資料を採取する」を参照してください。