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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


10.6.3 クラスタシステムでの監視エージェントの一元管理

クラスタシステムで論理ホスト運用するPFM - AgentまたはPFM - RMの場合,PFM - Web Consoleの画面上には論理ホスト名のエージェントが1つだけ表示されます。実行系ノードや待機系ノードの名称では表示されません。

論理ホスト名で表示されているエージェントを操作すると,実行系ノードで動作しているエージェントが操作対象になります。

例えば,論理ホスト名がjp1-ha1の環境で動作するクラスタ構成のOracleを,同じ論理ホストjp1-ha1の環境で動作するPFM - Agent for Oracleによって監視している場合は次の図のようになります。論理ホスト環境で動作するエージェントは,論理ホスト名のエージェントが表示されます。このエージェントを操作すると,自動的に実行系ノードで動作しているPFM - Agent for Oracleに接続されます。

図10‒30 PFM - Agent for Oracleによるクラスタ構成でのOracleの監視の例

[図データ]

ヒント

非クラスタシステムで動作するPFM - AgentまたはPFM - RMの場合,PFM - Web Consoleの画面上には物理ホスト名のエージェントが表示されます。