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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


3.2.3 一般ユーザー権限で参照できるエージェントの制限について

一般ユーザー権限を持つユーザーに対して,PFM - Web Consoleの[エージェント階層]画面から参照できるエージェントを制限できます。

初期設定ファイル(config.xml)のagentTreeAccessLimitにonを指定することで,この設定を有効にできます。初期設定ファイル(config.xml)の説明については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,インストールとセットアップについて説明している章を参照してください。

この設定を有効にすると,PFM - Web Consoleの[エージェント階層]画面に表示形式プルダウンメニューが表示されなくなり,常に[User Agents]の表示形式で表示されます。表示形式として[Products]は選択できません。

また,[User Agents]のエージェント階層は,あらかじめ設定された表示内容から変更できません。設定を有効にしたあとに[User Agents]ツリーに表示されるエージェントを編集したい場合は,jpcconf agttreeコマンドを使用してください。jpcconf agttreeコマンドによるエージェント階層の編集方法については,「3.3 コマンドでのエージェント階層の作成・編集」を参照してください。