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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


3.2.1 エージェント階層を作成する

エージェント階層は,次の流れで作成します。

  1. エージェントを管理するためのフォルダを作成する

  2. 各フォルダにエージェントを配置する

ヒント

エージェント階層は,ログインユーザーごとに作成できます。

〈この項の構成〉

(1) エージェントの管理フォルダを新規作成する

  1. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。

  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[エージェント階層]タブを選択する。

    [エージェント階層]画面のナビゲーションフレームには,「User Agents(ログインユーザー名)」がエージェント階層のルートに表示されます。

    • 初回ログイン時

      ルートの「User Agents(ログインユーザー名)」だけが表示されます。

    • ログインユーザーがすでにエージェント階層の構成要素を作成している場合

      ルート直下のフォルダまで表示されます。

  3. メソッドフレームの[エージェント階層の編集]メソッドを選択する。

    [エージェント階層の編集]画面が表示されます。

    • 初回ログイン時

      インフォメーションフレームにルートの「User Agents(ログインユーザー名)」だけが表示されます。

    • ログインユーザーがすでにエージェント階層の構成要素を作成している場合

      ルート直下のフォルダまで表示されます。

      図3‒2 [エージェント階層の編集]画面の表示例

      [図データ]

      ヒント

      エージェント名を検索する場合は,検索文字列をテキストボックスに入力して[絞込]ボタンをクリックします。

  4. インフォメーションフレームに表示されたエージェント階層から,作成するフォルダの上位の要素を選択する。

    • 初回ログイン時

      「User Agents(ログインユーザー名)」を選択します。

    • ログインユーザーがすでにエージェント階層の構成要素を作成している場合

      「User Agents(ログインユーザー名)」または作成するフォルダの上位フォルダとなるフォルダを選択します。

    選択した要素にチェックマークが表示されます。

    「User Agents(ログインユーザー名)」またはフォルダを選択すると,[新規フォルダ]ボタンが活性化されます。

  5. [新規フォルダ]ボタンをクリックする。

  6. [エージェント階層の編集 > 新規フォルダ]画面で[新しいフォルダ名]にフォルダ名を入力する。

    [新しいフォルダ名]

    1〜64文字の全角または半角文字で入力します。全角文字,半角文字が混在するフォルダ名も入力できます。

  7. [OK]ボタンをクリックする。

    手順4で選択した「User Agents(ログインユーザー名)」またはフォルダの下に,作成したフォルダが追加されます。

  8. 手順1〜7の操作を繰り返して必要なフォルダを作成する。

(2) 管理フォルダにエージェントを配置する

  1. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。

  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[エージェント階層]タブを選択する。

    [エージェント階層]画面が表示されます。

    ナビゲーションフレームには,「User Agents(ログインユーザー名)」がエージェント階層のルートに表示されます。

    • 初回ログイン時

      エージェント階層のルートである「User Agents(ログインユーザー名)」だけが表示されます。

    • ログインユーザーがすでにエージェント階層の構成要素を作成している場合

      ルート直下のフォルダまで表示されます。

  3. メソッドフレームの[エージェント階層の編集]メソッドを選択する。

    [エージェント階層の編集]画面が表示されます。

    • 初回ログイン時

      インフォメーションフレームにルートの「User Agents(ログインユーザー名)」だけが表示されます。

    • ログインユーザーがすでにエージェント階層の構成要素を作成している場合

      ルート直下のフォルダまで表示されます。

  4. インフォメーションフレームに表示されたエージェント階層から,エージェントを配置するフォルダを選択する。

    エージェントを配置するフォルダを選択します。エージェントをルート直下に配置したい場合は,「User Agents(ログインユーザー名)」を選択します。

    選択した要素にチェックマークが表示されます。

    フォルダまたは「User Agents(ログインユーザー名)」を選択すると,[新規エージェント]ボタンが活性化されます。

  5. [新規エージェント]ボタンをクリックする。

    [エージェント階層の編集 > 新規エージェント]画面に遷移します。

    インフォメーションフレームに,PFM - Managerに接続しているエージェントがプロダクト単位の階層で表示されます。

    図3‒3 [エージェント階層の編集 > 新規エージェント]画面の表示例

    [図データ]

    ヒント

    表示されているエージェントを絞り込むには,エージェント名に含まれるキーワードをテキストボックスに指定して,[絞込]ボタンをクリックします。表示の絞り込みを解除するには[解除]ボタンをクリックします。

    [未登録エージェントのみ表示]をチェックすると,[User Agents]ツリーに未登録のエージェントだけが表示されます。[未登録エージェントのみ表示]のチェックを外すと,システム内のすべてのエージェントが表示されます。

    参考

    エージェント名は,サービスIDで表示されます。サービスIDの形式は,プロダクト名表示機能を有効にしているかどうかによって異なります。例えば,ホスト名がremmonでインスタンス名がinst01,監視対象ホスト名がrma1のPFM - RM for Platformのリモートエージェントは,プロダクト名表示機能を有効に設定している場合,「inst01[rma1@remmon]<RMPlatform>」と表示されます。プロダクト名表示機能を無効に設定している場合,「7A1inst01[rma1@remmon]」と表示されます。

    サービスIDの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,サービスの命名規則について説明している個所を参照してください。また,プロダクト名表示機能の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のPerformance Managementの機能について説明している章を参照してください。

  6. インフォメーションフレームに表示されたエージェント階層から,手順4で選択したフォルダに配置させたいエージェントを選択する。

    選択したエージェントにチェックマークが表示されます。

  7. [OK]ボタンをクリックする。

    手順4で選択したフォルダに,手順6で選択したエージェントが追加されます。