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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


付録H.1 動作ログに出力される事象の種別

動作ログに出力される事象の種別およびPerformance Managementが動作ログを出力する契機を次の表に示します。事象の種別とは,動作ログに出力される事象を分類するための,動作ログ内での識別子です。

表H‒1 動作ログに出力される事象の種別

事象の種別

説明

Performance Managementが出力する契機

StartStop

ソフトウェアの起動と終了を示す事象。

  • PFMサービスの起動・停止

  • スタンドアロンモードの開始・終了

Authentication

システム管理者やユーザーが,接続または認証を試みて成功または失敗したことを示す事象。

  • PFM - Web Consoleからのログイン認証結果(PFMユーザー/JP1ユーザー)

  • PFM - Web Consoleからのログアウト

ConfigurationAccess

システム管理者が許可された運用操作を実行し,操作が成功または失敗したことを示す事象。

  • アラーム・アクション定義の作成,更新,削除

  • アラームのバインド・アンバインド

  • PFMユーザーの追加・削除・更新

  • 監視二重化の定義情報のインポート

  • 監視の一時停止または再開

  • アラームの自動バインド

ExternalService

JP1製品と外部サービスとの通信結果を示す事象。

  • PFM - AgentまたはPFM - RM

    PFM - Managerとの接続状態の変更

  • PFM - Manager

    PFM - AgentまたはPFM - RMの接続・切断

AnomalyEvent

しきい値のオーバーなどの異常が発生したことを示す事象。

アラームの発生

異常な通信の発生を示す事象。

ManagementAction

プログラムの重要なアクションの実行を示す事象。

ほかの監査カテゴリーを契機にアクションが実行されたことを示す事象。

自動アクションの実行