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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


付録D.4 Linuxの場合

〈この項の構成〉

(1) PFM - Managerが必要とするシステムリソース

PFM - Managerが必要とするシステムリソースを,次の表に示します。

システムリソース

パラメーター

見積もり

ファイルシステム

fs.file-max

43,500+N※1 ※2

注※1

N(Storeサービスがオープンするファイル数)の見積もり方法については,リリースノートを参照してください。

注※2

fs.file-maxパラメーターとは別に,1つのプロセスがオープンできるファイルディスクリプタ数の設定が必要です。

PFM - Managerを起動する前に,1つのプロセスがオープンできるファイルディスクリプタ数に,次に示す見積もり式で求めた数より大きい値を設定してください。

ファイルディスクリプタ数=30,000+接続するエージェントとAction Handlerサービスの数※3

PFM - Managerと同一ホスト上にStoreデータベースをStoreバージョン2.0で使用しているPFM - AgentまたはPFM - RMが存在する場合は,Storeサービスがオープンするファイル数と比較して,大きい方の値を設定してください。Storeサービスがオープンするファイル数については,リリースノートを参照してください。

注※3

接続するAgent Collectorサービス,Remote Monitor Collectorサービス,Action Handlerサービスの総数を設定してください。

(2) PFM - Baseが必要とするシステムリソース

PFM - Baseが必要とするシステムリソースを,次の表に示します。

システムリソース

パラメーター

見積もり

ファイルシステム

fs.file-max

220※1 ※2

注※1

PFM - Baseと同一ホスト上にStoreデータベースをStoreバージョン2.0で使用しているPFM - AgentまたはPFM - RMが存在する場合は,Storeサービスがオープンするファイル数※3と比較して,大きい方の値を設定してください。

注※2

fs.file-maxとは別に,1つのプロセスがオープンできるファイルディスクリプタ数の設定が必要です。

PFM - Baseと同一ホスト上にStoreデータベースをStoreバージョン2.0で使用しているPFM - AgentまたはPFM - RMが存在する場合は,PFM - AgentまたはPFM - RMを起動する前に,Storeサービスがオープンするファイル数※3と比較して,大きい方の値を設定してください。

注※3

Storeサービスがオープンするファイル数の見積もりおよび,ファイルディスクリプタ数の設定手順については,リリースノートを参照してください。

(3) PFM - Web Consoleが必要とするシステムリソース

PFM - Web Consoleが必要とするシステムリソースを,次の表に示します。

システムリソース

パラメーター

見積もり

ファイルシステム

fs.file-max

32

共用メモリー

kernel.shmall

8,308,800