Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


付録D.2 Solarisの場合

〈この項の構成〉

(1) PFM - Baseが必要とするシステムリソース

PFM - Baseが必要とするシステムリソースを,次の表に示します。

システムリソース

パラメーター

見積もり

ファイルシステム

process.max-file-descriptor

220※1

プロセス

maxuprc

3+2*同時に実行するコマンド数※2

max_nprocs

3+2*同時に実行するコマンド数※2

注※1

1つのプロセスがオープンできるファイルディスクリプタ数を設定します。

PFM - Baseと同一ホスト上にStoreデータベースをStoreバージョン2.0で使用しているPFM - AgentまたはPFM - RMが存在する場合は,Storeサービスがオープンするファイル数と比較して,大きい方の値を設定してください。

Storeサービスがオープンするファイル数の見積もりおよび,ファイルディスクリプタ数の設定手順については,リリースノートを参照してください。

注※2

一度に同時に実行されるコマンドの最大実行数です。

例えば,jpctool db backup -directコマンドを複数のエージェントに同時に実行する運用がある場合は,その同時実行数になります。