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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


4.4.5 IPアドレスの設定の変更手順

〈この項の構成〉

(1) PFM - ManagerホストのIPアドレスを変更する場合

  1. PFM - Web Consoleのログアウト

    IPアドレスを変更するPFM - Managerに接続するPFM - Web Consoleホストをログアウトします。

  2. PFM - Managerホストの全PFMサービスの停止

    IPアドレスを変更するPFM - ManagerホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスをすべて停止します。サービスの停止にはjpcspm stopコマンドを使用してください。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止してください。

  3. PFM - ManagerホストのIPアドレスの変更

    PFM - ManagerホストのIPアドレスを変更します。

  4. ネットワークの設定

    全PFM - Agent,PFM - RM,PFM - Base,PFM - Web Console,PFM - Manager,およびJP1/SLMホストとIPアドレスを変更したPFM - Managerホスト間で名前解決できるようにjpchostsファイル,hostsファイル,およびDNSの設定を変更します。

  5. PFM - Manager自ホスト名の設定

    PFM - ManagerホストのView Serverサービス起動情報ファイル(jpcvsvr.ini)でjava.rmi.server.hostnameラベルにIPアドレスを設定していた場合,このIPアドレスを更新します。

  6. PFM - ManagerホストのPFMサービスの再起動

    PFM - Managerホスト上のPerformance Managementのプログラムおよびサービスを起動します。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから起動してください。

  7. PFM - Web Consoleでログイン

    PFM - Web Consoleでログインします。

(2) PFM - Web ConsoleホストのIPアドレスを変更する場合

  1. PFM - Web Consoleホストの全PFMサービスの停止

    IPアドレスを変更するPFM - Web ConsoleホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスをすべて停止します。サービスの停止にはjpcwstopコマンドを使用してください。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止してください。

  2. PFM - Web ConsoleホストのIPアドレスの変更

    PFM - Web ConsoleホストのIPアドレスを変更します。

  3. ネットワークの設定

    • 接続先PFM - ManagerホストとIPアドレスを変更したPFM - Web Console,およびJP1/SLMホスト間で名前解決できるようにjpchostsファイル,hostsファイル,およびDNSの設定を変更します。

    • 監視コンソールから該当ホストに対して,HTTPで通信接続できるようにします。

    • 統合管理製品(JP1/IM)と連携していて,セントラルコンソール上のイベントからPerformance Managementのレポートを表示する設定をしている場合は,セントラルコンソールのホストとIPアドレスを変更したPFM - Web Consoleホスト間で名前解決できるように設定します。性能レポート表示定義ファイル(performance.conf)に記載しているPFM - Web Consoleのホスト名で名前解決できるように,hostsファイル,およびDNSの設定を変更してください。

    • ジョブ管理製品(JP1/AJS3)と連携している場合は,JP1/AJS3 - Web Console のホストとIPアドレスを変更したPFM - Web Consoleホスト間で名前解決できるように設定します。JP1/AJS3 - Web Consoleの環境設定ファイル(ajs3web.conf)に記載しているPFM - Web Consoleのホスト名で名前解決できるように,hostsファイル,およびDNSの設定を変更してください。

  4. PFM - Web Console自ホスト名の設定

    PFM - Web Consoleホストの初期設定ファイル(config.xml)でPFM - Web Consoleのホスト名にIPアドレスを設定していた場合,このIPアドレスを更新します。

  5. PFM - Web ConsoleホストのPFMサービスの再起動

    PFM - Web Consoleホスト上のPerformance Managementのプログラムおよびサービスを起動します。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから起動してください。

  6. PFM - Web Consoleでログイン

    監視コンソールから新しいIPアドレス(またはそのホスト名)のURLでPFM - Web Consoleに接続します。

(3) PFM - BaseホストのIPアドレスを変更する場合

  1. PFM - Baseホストの全PFMサービスの停止

    IPアドレスを変更するPFM - BaseがインストールされているホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスをすべて停止します。サービスの停止にはjpcspm stopコマンドを使用してください。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止してください。

  2. PFM - BaseホストのIPアドレスの変更

    PFM - BaseがインストールされているホストのIPアドレスを変更します。

  3. ネットワークの設定

    全PFM - Agent,PFM - RM,PFM - Base,PFM - Web Console,PFM - ManagerホストとIPアドレスを変更したPFM - Baseホスト間で名前解決できるようにjpchostsファイル,hostsファイル,およびDNSの設定を変更します。

  4. PFM - BaseホストのPFMサービスの再起動

    PFM - Baseがインストールされているホスト上のPerformance Managementのプログラムおよびサービスを起動します。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから起動してください。

(4) PFM - AgentまたはPFM - RMホストのIPアドレスを変更する場合

  1. PFM - AgentまたはPFM - RMホストの全PFMサービスの停止

    IPアドレスを変更するPFM - AgentまたはPFM - RMホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスをすべて停止します。サービスの停止にはjpcspm stopコマンドを使用してください。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止してください。

  2. PFM - AgentまたはPFM - RMホストのIPアドレスの変更

    PFM - AgentまたはPFM - RMがインストールされているホストのIPアドレスを変更します。

  3. ネットワークの設定

    全PFM - Agent,PFM - RM,PFM - Base,PFM - Web Console,PFM - ManagerホストとIPアドレスを変更したPFM - AgentホストまたはPFM - RMホスト間で名前解決できるようにjpchostsファイル,hostsファイル,およびDNSの設定を変更します。

  4. PFM - AgentまたはPFM - RMホストのPFMサービスの再起動

    PFM - AgentまたはPFM - RMがインストールされているホスト上のPerformance Managementのプログラムおよびサービスを起動します。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから起動してください。