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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


4.3.16 ポート番号の設定変更手順

Performance Managementのポート番号の設定を変更する手順を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) エージェントまたはアクションハンドラのポート番号を変更する

エージェントまたはアクションハンドラのポート番号を変更する手順を次に示します。

(a) PFM - ManagerおよびPFM - Base 11-01以降のPerformance Managementサービスのポート番号の設定を変更し,接続先Name Serverのポート番号の設定を変更しない場合

  1. ポート番号の設定を変更するPerformance Managementサービスを停止する。

    Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,jpcspm stopコマンドで停止します。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止します。

  2. 次のコマンドを実行して,ポート番号の設定を変更する。

    jpcconf port define -only

    変更内容は次のどれかです。

    • ポート番号の固定

    • 固定済みポート番号の変更

    • 固定済みポート番号の解除

  3. ポート番号の設定を変更したPerformance Managementサービスを起動する。

(b) PFM - ManagerおよびPFM - Base 11-01以降のPerformance Managementサービスと接続先Name Serverのポート番号を変更する場合

  1. ポート番号の設定を変更するエージェントホストのすべてのPerformance Managementサービスを停止する。

    Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,jpcspm stopコマンドで停止します。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止します。

  2. 次のコマンドを実行して,ポート番号の設定を変更する。

    jpcconf port define

    変更内容は次のどれかです。

    • ポート番号の固定

    • 固定済みポート番号の変更

    • 固定済みポート番号の解除

  3. ポート番号の設定を変更したエージェントホストのすべてのPerformance Managementサービスを起動する。

(2) 監視マネージャーのポート番号の設定を変更する

監視マネージャーのポート番号の設定を変更する手順を次に示します。

(a) ポート番号が固定されているMaster ManagerまたはCorrelatorのポート設定を変更する場合

PFM - Manager 11-50以降がインストールされている監視マネージャーホストで,すでにポート番号が固定されているMaster ManagerまたはCorrelatorのポート番号の設定を変更する場合,PFM - Base 11-50以降がインストールされているエージェントホストのサービスの再起動が必要となります。

  1. PFM - Web Consoleからログアウトする。

    設定を変更するPFM - Manager に接続するPFM - Web Consoleからログアウトします。

  2. PFM - Managerに接続するエージェントホストのうち,PFM - Base 11-50以降がインストールされているホストのすべてのPerformance Managementサービスを停止する。

  3. PFM - ManagerホストのすべてのPerformance Managementサービスを停止する。

    Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,jpcspm stopコマンドで停止します。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止します。

  4. 次のコマンドを実行して,ポート番号の設定を変更する。

    jpcconf port define

    変更内容は次のどちらかです。

    • 固定済みポート番号の変更

    • 固定済みポート番号の解除

  5. PFM - ManagerホストのすべてのPerformance Managementサービスを起動する。

  6. PFM - Managerに接続するエージェントホストのすべてのPerformance Managementサービスを起動する。

  7. PFM - Web Consoleにログインする。

(b) ポート番号が固定されていないMaster ManagerまたはCorrelatorのポート設定を変更する場合

  1. PFM - Web Consoleからログアウトする。

    設定を変更するPFM - Manager に接続するPFM - Web Consoleからログアウトします。

  2. PFM - ManagerホストのすべてのPerformance Managementサービスを停止する。

    Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,jpcspm stopコマンドで停止します。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止します。

  3. 次のコマンドを実行して,ポート番号の設定を変更する。

    jpcconf port define

    変更内容は「ポート番号の固定」です。

  4. PFM - ManagerホストのすべてのPerformance Managementサービスを起動する。

  5. PFM - Web Consoleにログインする。