Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


2.4.8 Performance Managementで必要なディスク容量の見積もり

監視項目などを決定し,最後にPerformance Managementで必要なディスク容量を見積もります。Performance Managementでは,大きく分けて次の3種類のデータを扱います。システム管理者は,これらのデータ容量を見積もり,必要なディスク容量を用意してください。

ディスク容量は,システムの拡張性を考えて,余裕を持って設計することをお勧めします。

次に,Performance Managementのそれぞれのプログラムでのディスク容量の見積もりの概要を説明します。ディスク容量の見積もりの詳細については,「付録C システム見積もり」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) PFM - Managerに必要なディスク容量

(2) PFM - Web Consoleに必要なディスク容量

PFM - Web Consoleの実行に必要なディスク容量は,PFM - Web ConsoleをインストールするOSやシステムが出力するログの上限値などによって異なります。

また,レポートキャッシュファイル化機能を使用する場合は,レポートキャッシュファイルの利用に必要なディスク容量も見積もってください。レポートキャッシュファイル化機能に必要なディスク容量は,表示するレポートのパフォーマンスデータの数などによって異なります。レポートキャッシュファイル化機能の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のレポートについて説明している章を参照してください。

(3) PFM - Baseに必要なディスク容量

PFM - Baseに必要なディスク容量は,PFM - BaseをインストールするOSやシステムが出力するログの上限値などによって異なります。

(4) PFM - AgentおよびPFM - RMに必要なディスク容量