2.4.2 監視エージェントの管理方式の検討
システム管理者は,稼働監視システム内の監視エージェントをどのように管理するかを検討します。Performance Managementでは,監視対象のプログラムの違いを意識することなく,監視エージェントを管理できるように,監視エージェントの管理方法として次の方法を提供しています。
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PFM - AgentやPFM - RMごとにグルーピングされたエージェント階層で監視する
稼働監視システム内のすべてのPFM - AgentやPFM - RMについて,製品ごとのフォルダに自動的にグルーピングされたエージェント階層で監視する方法です。一般ユーザー権限を持つユーザーに対して,この監視方法を禁止して,参照できるエージェントを制限することもできます。
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ログインユーザーごとに作成したエージェント階層で監視する
ログインユーザーごとに任意に作成したエージェント階層で監視する方法です。システムの構成や組織などの単位に,フォルダを自由に構成できます。一般ユーザー権限を持つユーザーに対して,エージェント階層の編集を禁止して,参照できるエージェントを制限することもできます。
稼働監視システムを運用する環境に応じて,監視用のエージェント階層を作成してください。監視エージェントの管理の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,エージェントの監視について説明している章を参照してください。