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JP1 Version 12 JP1/Base 関数リファレンス


JevGetSourceAddress

〈このページの構成〉

機能

JP1イベントの基本属性(発行元IPアドレス)を取得します。

定義ヘッダー

JevApi.h

形式

int JevGetSourceAddress(long* lplStatus,
                        JP1EVENT event,
                        int* lpnSize,
                        const char** const lppszValue);

引数

lplStatus

この関数の異常終了時の状態コードを返す領域へのポインターを指定します。状態コードとその意味は次のとおりです。

表3‒26 状態コードと意味(JevGetSourceAddress)

状態コード

意味

JEV_S_PARAM_ERROR

パラメーターが不正です。

event

JP1イベントアクセス用ハンドル(JevGetEvent()関数の戻り値)を指定します。

lpnSize

発行元IPアドレス長を格納する領域へのポインターを指定します。なお,IPv6環境で取得したJP1イベントの発行元IPアドレス長は,16になります。

lppszValue

取得した発行元IPアドレスへのポインターを保存するための領域を示すポインターを指定します。

戻り値

正常終了

0を返し,発行元IPアドレスへのポインターをlppszValueで指定された領域に格納する。また,発行元IPアドレス長をlpnSizeで指定された領域に格納する。

異常終了

-1を返す。また,失敗時の詳細エラーコードをlplStatusで指定された領域に格納する。