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JP1 Version 12 JP1/Base 運用ガイド


jbssetadmingrp(UNIX限定)

〈このページの構成〉

機能

JP1/BaseをJP1/Base管理者権限で運用できる環境に設定します。また,JP1/Base管理者での運用が設定されているかどうかを確認します。

形式

jbssetadmingrp {-s JP1管理者グループ [-f] | -v}

実行権限

スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

/opt/jp1base/bin/

引数

-s JP1管理者グループ

JP1/Base管理者での運用を有効にします。このオプションを指定すると,JP1/Baseが提供するファイルおよびディレクトリにJP1管理者グループでのアクセス権限が与えられ,JP1/BaseをJP1/Base管理者で運用できるようになります。JP1/Base管理者での運用が有効な環境で,このオプションを指定した場合は,JP1管理者グループを,指定したJP1管理者グループに変更します。

なお,JP1管理者グループに指定できる文字列は,256バイトまでです。

JP1/Base管理者での運用を中断し,一時的にシステム管理者だけでJP1/Baseを運用する場合は,JP1管理者グループに次の値を指定してください。なお,JP1/Base管理者での運用を再開する場合は,任意のJP1管理者グループを再度指定してください。

SuSE Linux 15以降の場合:root

上記以外のLinuxの場合:sys

HP-UX,Solarisの場合:sys

AIXの場合:system

-f

JP1/Base管理者での運用を有効にする際に,確認メッセージを表示させたくない場合に指定します。このオプションを省略すると,JP1/Base管理者での運用を有効にする際に,確認メッセージを表示します。

-v

JP1/Base管理者の設定状態に関するメッセージを出力します。

注意事項

戻り値

0

正常終了

1

アクセス権限変更エラー

2

オプションエラー

3

JP1/Base起動中にコマンドを実行した

4

メモリーなどシステムリソースが不足した

5

設定内容エラー

6

実行権限エラー

127

リソース不足以外の内部エラー