10.2.1 イベントサービスの稼働中に初期化する
ほかのイベントサーバにJP1イベントを転送している場合には,次の「10.2.2 イベントサービスの停止中に初期化する」を参照して,イベントDBを初期化してください。
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OSのコマンドなどで,イベントDBをバックアップする。
イベントDBの内容を確認したい場合にバックアップします。バックアップしたデータベースの内容は,jevexportコマンドでcsvファイルに出力して確認できます。
jevexportコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jevexport」を参照してください。
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jevdbswitchコマンドを2回実行する。
jevdbswitchコマンドを2回実行してイベントDBを2回切り替えてください。
jevdbswitchコマンドを1回実行すると,イベントDBのアクティブ面(現在使用されているイベントDB)からスタンバイ面(待機しているイベントDB)へと切り替わります。このとき,スタンバイ面に登録されていたデータは削除されます。jevdbswitchコマンドを2回実行すると,スタンバイ面とアクティブ面の両方のデータが削除されます。
jevdbswitchコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jevdbswitch」を参照してください。
- 注意事項
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上記の操作では,メモリー上のイベントはクリアできません。メモリー上には最大2,000件の転送リトライ中のイベントが格納されます。メモリー上のイベントをクリアする場合は,「10.2.2 イベントサービスの停止中に初期化する」の手順でイベントDBを初期化してください。