8.1.8 ユーザー管理に関する注意事項
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JP1/BaseのGUI,[JP1/Base環境設定]ダイアログボックスで,認証サーバの設定やJP1ユーザーの登録をする際に,JP1/Baseのサービスを起動および停止することがありますが,次のような場合には,JP1/Baseのサービスの起動や停止に失敗することがあります。
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Windowsの[サービス]ダイアログボックスで[スタートアップ]が「自動」になっているすべてのサービスが起動を完了していない場合
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JP1/Base,JP1/IM,またはJP1/AJSのサービスが起動処理中,または停止処理中の場合
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JP1/Base,JP1/IM,またはJP1/AJSのサービスが起動,または停止できない状態の場合
JP1/Baseのサービスの起動や停止に失敗した場合,[JP1/Base環境設定]ダイアログボックスを一度閉じ,エラーダイアログボックスに表示されたサービスが[コントロールパネル]の[サービス]ダイアログボックスから起動および停止できることを確認してください。サービスを起動および停止できる場合は,再度[JP1/Base環境設定]ダイアログボックスを表示し,設定してください。サービスを起動および停止できなかった場合は,該当するサービスの資料を,資料採取ツールを使って採取し,システム管理者に連絡してください。
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ユーザーマッピングの設定をしたあと,OSが管理するパスワード情報を変更した場合,JP1/Baseのユーザーマッピングで設定したOSユーザーのパスワード管理情報も,合わせて変更する必要があります。変更しなかった場合,JP1/AJSのジョブ実行やJP1/IM - Managerのリモートコマンド(自動アクション)実行が失敗するおそれがあります。
なお,JP1/Baseのパスワード管理情報を変更したい場合は,[JP1/Base環境設定]ダイアログボックスの[ユーザーマッピング]タブで設定するか,またはjbsumappassコマンドやjbsrmumappassコマンドを使用して設定してください。
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クラスタシステムでユーザー管理の設定をする場合は,まず,「5. クラスタシステムで運用する場合の設定」を参照してクラスタ運用の環境設定をしてください。そのあと,次に示す手順を実行してください。
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Windowsのスタートメニューから[プログラム]−[JP1_Base]−[JP1_Base Setup]を選択する。
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[論理ホスト名の選択]ダイアログボックスでユーザー管理の設定をしたい論理ホストを選択する。
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「8.1 ユーザー管理の設定(Windowsの場合)」を参照してユーザー管理の設定をする。
認証サーバをクラスタシステムで運用する場合,認証サーバの設定ファイルは次のフォルダに格納されています。
共有フォルダ名\jp1base\conf\user_acl\
セカンダリー認証サーバを設置する場合は,プライマリー認証サーバの設定ファイルをセカンダリー認証サーバへコピーする必要があります。その際,セカンダリー認証サーバをクラスタ運用するかしないかで,設定ファイルのコピー先が異なってくるので注意が必要です。
- クラスタ運用する場合のコピー先
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共有フォルダ名\jp1base\conf\user_acl\
- クラスタ運用しない場合のコピー先
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インストール先フォルダ\conf\user_acl\
設定ファイルをコピーしたあとに,次のコマンドを実行して設定を反映させてください。セカンダリー認証サーバをクラスタ運用しない場合は,-hオプションの指定は不要です。
jbs_spmd_reload -h 論理ホスト名
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