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JP1 Version 12 JP1/Operations Analytics REST APIリファレンス


1.8.2 探索範囲を作成する

探索範囲を作成するために使用するリクエストの形式と,リクエストボディーの作成方法について説明します。

操作手順

  1. テンプレートとするため,任意の探索範囲を取得します。次の形式でリクエストを発行します。

    GET http://host:port/Analytics/version/objects/IpAddrRanges
  2. 手順1で取得した探索範囲(IpAddrRangesリソース)を次に示すとおり編集します。

    表1‒13 IpAddrRangesリソースの変更個所

    変更するメンバー

    変更要否

    変更内容

    name

    必須

    作成する探索範囲の名称に変更します。

    名称は,すでに登録されている探索範囲に存在しない値を指定する必要があります。

    ipAddrRange

    必須

    探索する範囲のIPアドレスを指定します。既に登録されている探索範囲に存在しない範囲を指定する必要があります。

    usePing

    任意

    探索時にPingを使用する場合はtrueを指定します。

    aliveMonitoring 任意

    探索時に設定されている認証情報で探索できなかった場合に,接続確認できたリソースを死活監視対象として登録する場合はtrueを指定します。usePingがtrueの場合だけ,設定可能です。

    useAllCredential

    任意

    探索時に全ての認証情報を使用する場合はtrueを指定します。

    selectedCredentials

    任意

    使用する認証情報を指定します。認証情報の指定方法は「1.8.1 認証情報を作成する」を参照してください。

    useAllPlugin

    任意

    探索時に全てのプラグイン情報を使用する場合はtrueを指定します。

    selectedPlugins

    任意

    使用するプラグイン情報を指定します。プラグイン情報を指定する場合は,useAllPluginにfalseを指定します。

    deviceClassificationLabel

    任意

    機器に割り当てられた分類ラベルを指定します。

  3. 次の形式でリクエストを発行します。リクエストボディーには,手順2で編集した探索範囲を指定します。

    POST http://host:port/Analytics/version/objects/IpAddrRanges