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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


IM-View設定ファイル(tuning.conf)

〈このページの構成〉

形式

LOGIN_HISTORY_MAX=接続先ホスト入力履歴数
MENU_AUTO_START={ON | OFF}
ACTIONLIST_AUTO_START={ON | OFF}
WWW_BROWSER_PATH=起動ブラウザーのパス
CLIPBOARD_OUTPUT={ON | OFF}
LOGIN_USER_HISTORY_MAX={0|1}
SCREEN_TITLE_LOGININFO={ON|OFF}

ファイル

tuning.conf(IM-View設定ファイル)

tuning.conf.model(IM-View設定ファイルのモデルファイル)

格納先ディレクトリ

Viewパス\conf\

説明

JP1/IM - Viewの動作を定義するファイルです。ログイン画面での接続先ホスト入力履歴数,イベントコンソール画面表示時の動作,およびクリップボードへのコピー可否を設定します。

tuning.confファイルの各項目は,「パラメーター名=値」という形式で記述します。定義ファイル中の,次の行は無視されます。

定義の反映時期

JP1/IM - Viewを再起動したあとに有効になります。

記述内容

LOGIN_HISTORY_MAX=接続先ホスト入力履歴数

ログイン画面の[接続ホスト名]リストボックスに表示する入力履歴の数を指定します。

指定できる値は,0〜20です。0を指定した場合は,入力履歴を表示しません。このパラメーターを指定しなかった場合は,「5」を仮定します。デフォルトは,「5」です。

MENU_AUTO_START={ON | OFF}

イベントコンソール画面を表示したときに統合機能メニューを起動するかどうかを指定します。「ON」を指定すると,イベントコンソール画面表示時に統合機能メニュー画面を起動します。「OFF」を指定すると,イベントコンソール画面表示時に統合機能メニュー画面を起動しません。このパラメーターを指定しなかった場合は,「OFF」を仮定します。デフォルトは,「OFF」です。

ACTIONLIST_AUTO_START={ON | OFF}

イベントコンソール画面を表示したときに[アクション結果一覧]画面を表示するかどうかを指定します。「ON」を指定すると,イベントコンソール画面表示時に[アクション結果一覧]画面を起動します。「OFF」を指定すると,イベントコンソール画面表示時に[アクション結果一覧]画面を起動しません。このパラメーターを指定しなかった場合は,「OFF」を仮定します。デフォルトは,「OFF」です。

WWW_BROWSER_PATH=起動ブラウザーのパス

統合機能メニューおよびモニター画面呼び出しで使用するWWWブラウザーの起動パスを指定します。なお,このパラメーターはデフォルトでは記述されていません。指定する場合は,パラメーターを定義ファイルに追加する必要があります。

パスの指定ではパスに含まれる「\」を「\\」と記述します。起動パス名は「"」で囲まないで記述します。指定するWWWブラウザーが,統合機能メニューおよびモニター画面呼び出しで起動するアプリケーションが前提としているWWWブラウザーかどうかを確認しておいてください。

このパラメーターを指定しなかった場合は,そのホストでファイルタイプ「.html」に関連づけられているWWWブラウザーが使用されます。ファイルタイプ「.html」に関連づけられているWWWブラウザー以外のWWWブラウザー(バージョンが異なるものも含む)を使用したい場合に,このパラメーターを指定します。

CLIPBOARD_OUTPUT={ON | OFF}

JP1イベント情報,アクション結果,コマンド実行結果をクリップボードにコピーする機能を有効にするかどうかを指定します。

「ON」を指定すると,クリップボードへのコピー機能が有効になります。JP1/IM - Viewの画面でコピーしたい情報を選択し[Ctrl]+[C]キーを押すと,選択している情報がCSV形式でクリップボードにコピーされます。また,[イベントコンソール]画面の[編集]メニューに[コピー]が表示されます。

「OFF」を指定すると,クリップボードへのコピー機能が無効になります。

このパラメーターを指定しなかった場合は,「ON」を仮定します。

LOGIN_USER_HISTORY_MAX={0|1}

[ログイン]画面のユーザー名に前回ログインしたJP1ユーザー名を表示するかどうかを指定します。1を指定すると,前回ログインしたJP1ユーザー名を表示します。0を指定すると,前回ログインしたJP1ユーザー名を表示しません。このパラメーターを指定しなかった場合や,0または1以外を指定した場合は,1を仮定します。デフォルトは1です。

SCREEN_TITLE_LOGININFO={ON|OFF}

[監視ツリー]画面,[監視ツリー(編集中)]画面,[ビジュアル監視(編集中)]画面,[イベントコンソール]画面,[コマンド実行]画面,および[アクション結果一覧]画面のタイトル部分に表示されるログイン中のJP1ユーザー名を非表示にできます。「ON」を指定すると,ログイン中のJP1ユーザー名を表示します。「OFF」を指定すると,ログイン中のJP1ユーザー名を表示しません。デフォルトは,「ON」です。このパラメーターを指定しなかった場合や,「ON」または「OFF」以外を指定した場合は,「ON」を仮定します。指定値は大文字と小文字を区別します。

定義例

# ************************************************************************
# ***  JP1/Integrated Management - View   Tuning definition file       ***
# ************************************************************************
 
# Input history maximum number in connected hostname input field on log in screen
LOGIN_HISTORY_MAX=5
# Tool Launcher is automatically started at log in whether (ON) (OFF). 
MENU_AUTO_START=OFF
# List of Action Result is automatically started at log in whether (ON) (OFF).
 ACTIONLIST_AUTO_START=OFFCLIPBOARD_OUTPUT=ON
# Copies JP1 event information, action results, and command execution results to the clipboard (ON) (OFF).
CLIPBOARD_OUTPUT=ON
# Displays the previous user name in the Login window (1) (0).
LOGIN_USER_HISTORY_MAX=1
# Displays the user name in the window title bar (ON) (OFF).
SCREEN_TITLE_LOGININFO=ON