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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


繰り返しイベント条件自動入力定義ファイル(event_storm_auto_list.conf)

〈このページの構成〉

形式

# コメント行
[DEFAULT_NAME 繰り返しイベント条件名]
属性名
属性名
 ・
 ・
属性名
属性名

ファイル

event_storm_auto_list.conf

event_storm_auto_list.conf.model(繰り返しイベント条件自動入力定義ファイルのモデルファイル)

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
物理ホストのとき

Consoleパス\conf\console\event_storm\auto_list

論理ホストのとき

共有フォルダ\jp1cons\conf\console\event_storm\auto_list

UNIXの場合
物理ホストのとき

/etc/opt/jp1cons/conf/console/event_storm/auto_list

論理ホストのとき

共有ディレクトリ/jp1cons/conf/console/event_storm/auto_list

説明

[イベントコンソール]画面のイベント一覧でJP1イベントを選択後,[表示]−[繰り返しイベント条件で抑止]を選択して[繰り返しイベント条件設定]画面を開いたときに,自動で設定されるJP1イベント属性を定義するファイルです。また,繰り返しイベント条件名のデフォルト名も定義できます。

定義の反映時期

定義ファイルの内容は,セントラルコンソールの起動時,およびjco_spmd_reloadコマンドを実行して定義を再読み込みしたときに有効になります。

記述内容

DEFAULT_NAME 繰り返しイベント条件名

繰り返しイベント条件名を定義する識別子を表しています。識別子は,コメントと空行を除いたファイルの先頭に記述してください。

このパラメーターに指定した共通除外条件群名が,[イベントコンソール]画面のイベント一覧でJP1イベントを選択後,[表示]−[繰り返しイベント条件で抑止]を選択して[繰り返しイベント条件設定]画面を開いたときに,初期値として表示されます。

40バイトまでの文字列で指定します。指定できる文字は,制御文字(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F)以外の文字列です。40バイトを超えて指定した場合,41バイト以上の文字列を切り捨てた文字列が繰り返しイベント条件名となります。指定しなかった場合,「追加繰り返しイベント条件」が繰り返しイベント条件名となります。

#コメント行

#で始まる行は,コメント扱いとなります。

属性名

繰り返しイベント条件自動入力定義ファイルには,[イベントコンソール]画面のイベント一覧でJP1イベントを選択後,[表示]−[繰り返しイベント条件で抑止]を選択して[繰り返しイベント条件設定]画面を開いたときに,イベント条件として設定されるJP1イベントの属性を指定します。このパラメーターに指定した属性名の条件が,[イベントコンソール]画面のイベント一覧でJP1イベントを選択後,[表示]−[繰り返しイベント条件で抑止]を選択して[繰り返しイベント条件設定]画面を開いたときに,初期値として表示されます。

定義項目は,設定されるJP1イベントの属性名を1行に1件記述します。

英大文字・英小文字を区別します。属性名の両端に指定された空白(半角スペース)とタブ文字は無視されます。

同じ属性名が複数指定されていた場合,その値は無視し,KAVB1896-Wメッセージを統合トレースログに出力します。

[繰り返しイベント条件設定]画面の[イベント条件]に自動的に表示されるJP1イベントの属性の順序は,繰り返しイベント条件表示項目定義ファイル(event_storm_attr_list.conf)の属性の記載順に設定されます。

指定できる属性名を次の表に示します。

表2‒40 表示項目一覧

項番

表示項目

属性名

1

発生元ホスト名

E.JP1_SOURCEHOST

2

登録ホスト名

B.SOURCESERVER

3

重大度

E.SEVERITY

4

オブジェクトタイプ

E.OBJECT_TYPE

5

オブジェクト名

E.OBJECT_NAME

6

登録名タイプ

E.ROOT_OBJECT_TYPE

7

登録名

E.ROOT_OBJECT_NAME

8

事象種別

E.OCCURRENCE

9

ユーザー名

E.USER_NAME

10

メッセージ

B.MESSAGE

11

プロダクト名

E.PRODUCT_NAME

12

イベントID

B.ID

13

登録要因

B.REASON

14

発行元プロセスID

B.PROCESSID

15

発行元ユーザー名

B.USERNAME

16

発行元ユーザーID

B.USERID

17

発行元グループ名

B.GROUPNAME

18

発行元グループID

B.GROUPID

19

発行元IPアドレス

B.SOURCEIPADDR

20

オブジェクトID

E.OBJECT_ID

21

終了コード

E.RESULT_CODE

同じ属性名が複数指定されていた場合,その値は無視されます。

また,繰り返しイベント条件自動入力定義ファイルが読み込めなかった場合,有効な表示項目が0件のときは,項番1〜3,項番10〜12が表示されます。