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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager メッセージ


KNAN26039-E

The specified remote log-file trap failed to start. (Host name: 監視対象ホスト名, Monitoring-target-name: 監視名, Details: 詳細メッセージ)

起動対象のリモートログファイルトラップの開始に失敗しました。(監視対象ホスト名: 監視対象ホスト名,監視名: 監視名,詳細情報: 詳細メッセージ)

リモート監視ログファイルトラップの起動時にエラーが発生しました。

(S)

処理を終了します。

(O)

次の詳細情報が表示された場合は,各対処に従ってください。

  • 動作定義ファイルが不正です

    動作定義ファイルに誤った指定があります。動作定義ファイルの内容を確認してください。

  • 認証に失敗しました

    監視対象ホスト名のホストのOSがUNIXの場合は,次の事項を確認してください。

    ・SSH認証の設定が正しいか。

    以上の事項を確認して異常がない場合は,SSH接続の設定が正常に実施できているか確認してください。

    監視対象ホスト名のホストのOSがWindowsの場合は,次の事項を確認してください。

    ・[システム共通設定]または[リモート監視設定]のユーザー名,パスワード,ドメイン名が正しく設定されているか。

    以上の事項を確認して異常がない場合は,NetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)接続の設定が正常に実施できているか確認してください。

  • 秘密鍵が存在しません

    SSH秘密鍵のパスを確認してください。

  • 監視対象ホストに接続できません

    監視対象ホストが存在するか確認してください。

  • ログファイルの収集がタイムアウトしました

    監視対象ホスト名のホストのOSがUNIXの場合は,次の事項を確認したあと,リモートログファイルトラップを再度起動してください。

    ・監視対象ホスト名のホストへの通信が可能か。

    ・監視対象ホスト名のリモート通信種別が正しく設定されているか。

    ・監視対象ホスト名のホストでSSHサーバが起動しているか。

    以上の事項を確認して異常がない場合は,SSH接続の設定が正常に実施できているか確認してください。

    監視対象ホスト名のホストのOSがWindowsの場合は,次の事項を確認したあと,リモートログファイルトラップを再度起動してください。

    ・監視対象ホスト名のホストへの通信が可能か。

    ・監視対象ホスト名のリモート通信種別が正しく設定されているか。

    ・Windowsの接続数上限を超えて接続していないか。

    以上の事項を確認して異常がない場合は,NetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)接続の設定が正常に実施できているか確認してください。

    上記方法で解決できない場合,ログファイルの収集がタイムアウトしたときは,次の事項を確認してください。

    ・システムの負荷が高くなっていないか。

    ・ホストが起動しているか。

    ・接続数の上限が超えていないか。

    ・システム共通設定のIMホストアカウントが正しく設定されているか。

    ・マネージャーホストおよび監視対象ホストでDCOMの設定が正しく設定されているか。

  • 監視対象のログファイルにアクセスできません

    次の事項を確認してください。

    ・ログファイルが存在するか。

    ・ログファイルのパスがリモート監視で指定する形式で正しく指定されているか。

    ・ログファイルのアクセス権が正しく設定されているか。

    ・監視対象ホストがWindowsの場合,ファイル共有の接続を許可するユーザー数の上限を超えていないか。また,監視対象ホスト名のホストへ通信できるか。

    以上の事項を確認して異常がない場合は,次の事項を確認してください。

    ・監視対象ホストがWindowsの場合,NetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)接続およびWMI接続の設定が正常に実施できているか。

    ・監視対象ホストがUNIXの場合,SSH接続の設定が正常に実施できているか。また,監視対象ファイルのパスに半角英数字,「-」,「_」,「.」,「/」以外の文字が含まれていないか。

    ログファイルが存在しなくても監視したい場合は,jcfallogstartコマンド,またはjcfallogdefコマンドの-rオプションを指定してください。

  • 監視対象のログファイルが監視できるファイルサイズの上限を超えています

    監視対象のログファイルが監視できるファイルサイズの上限値を超えていないか確認してください。監視できるファイルサイズの上限値を超えている場合は,監視対象のログファイルのファイルサイズが上限値以下になるように,ログファイルの出力設定を見直してください。

  • 監視ファイル数の合計が管理可能な監視ファイル数の上限を超えました

    リモート監視の監視ファイル数の合計が,管理できる監視ファイル数の上限を超えていないか確認してください。リモート監視を停止し,監視するファイル数を減らしてください。

  • ログファイルトラップサービスが起動していません

    次の事項を確認してください。

    ・ログファイルトラップサービスが稼働しているか確認してください。ログファイルトラップサービスが停止している場合は,ログファイルトラップサービスを起動したあと,リモート監視ログファイルトラップまたはリモート監視イベントログトラップを再起動してください。

    ・統合トレースログを確認して,JP1/BaseのメッセージKAVA3663-EまたはKAVA3917-Eが出力されていないか確認してください。出力されている場合,そのメッセージの対処方法に従ってください。

  • イベントサービスが起動していません

    イベントサービスが稼働しているか確認してください。停止している場合はイベントサービスを起動したあと,リモートログファイルトラップまたはリモートイベントログトラップを再度起動してください。

  • 起動オプションが不正です

    起動オプションに誤った指定があります。起動オプションを確認してください。

    ・追加オプションが指定可能なオプションと指定値であるか。

  • 同一監視名が稼働しています

    同一監視名が稼働しているか確認してください。

  • JP1/Baseとの通信に失敗しました

    JP1/Baseを再起動可能の場合は,再起動してください。

  • JP1/Baseコマンド実行エラー

    JP1/Baseの環境を確認してください。

  • 収集プロセス数の上限に達しています

    収集プロセスの上限に達しているため,不要なログファイルトラップを停止してから再度起動してください。

  • リモート監視プロセスの作成に失敗しました

    マネージャーホストのOSがWindowsの場合,システム共通設定のIMホストアカウントの設定を確認してください。

    UNIXの場合,プロセス起動関連のOS設定を見直してください。

  • 指定されたコマンドのオプションが不正です

    起動オプションに誤った指定があります。起動オプションを確認してください。

    ・監視ログファイル数の上限を超えているか。

    ・追加オプションが指定可能なオプションと指定値であるか。

  • JP1イベントサービスの接続に失敗しました

    イベントサービスを再起動可能の場合は,再起動してください。

  • JP1/Baseコマンドの引数が不正です

    起動オプションを確認してください。

上記以外の場合は,資料採取ツールで資料を採取し,システム管理者に連絡してください。