Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager メッセージ


KNAN22500-E

An attempt to start the log file trap for 監視名 failed. (Details = 詳細情報)

ログファイルトラップ(監視名)の起動に失敗しました。(詳細情報: 詳細情報)

次の要因で,ログファイルトラップの起動に失敗しました。

(S)

ログファイルトラップの起動を中止します。

(O)

次の詳細情報が表示された場合は,各対処に従ってください。

  • アクセス権がありません

    マネージャーが保持しているエージェント構成と,システムで有効になっているエージェント構成が不一致になっている,または削除されているおそれがあります。

    [IM構成管理]画面の[IM構成検証]を実行し,システムで有効になっているエージェント構成と一致しているかを確認してください。不一致の場合,一括配布方式で[エージェント構成編集]画面の[エージェント構成の反映]を実行し,エージェント構成を一致させてください。また,エージェントのJP1/Baseのホストアクセス制限定義ファイル(jbsdfts_srv.conf)の設定を確認してください。

  • 設定ファイルの書き込みに失敗しました

    ログファイルトラップ動作定義ファイル,ログファイルトラップ起動定義ファイルに書き込み権限があるか,出力先に同名のディレクトリがないか,ほかのアプリケーションでそのファイルをロックしていないか確認してください。また,対象ホストの統合トレースログにJP1/Baseのエラーメッセージや警告メッセージが出力されていないか,対象ホストのJP1/Baseのconfディレクトリ以下に書き込み権限があるかを確認してください。

  • 設定ファイルの読み込みに失敗しました

    設定ファイル,ログファイルトラップ起動定義ファイルに読み込み権限があるか,ほかのアプリケーションでそのファイルをロックしていないか確認してください。また,統合トレースログにJP1/Baseのエラーメッセージや警告メッセージが出力されていないか,JP1/Baseのconfディレクトリ以下に読み込み権限があるかを確認してください。

  • IM構成管理DBアクセスエラー

    jimdbstatusコマンドを実行してIMデータベースサービスが起動しているか確認してください。IMデータベースサービスが起動していない場合は,IMデータベースサービスを起動してください。

  • ログファイルトラップサービスが起動していません

    ログファイルトラップサービスが起動しているか確認してください。起動していない場合は,ログファイルトラップサービスを起動し,再実行してください。

  • 起動オプションが不正です

    次の内容を確認してください。

    ・起動オプションが正しく指定されているか。

    ・追加オプションに-f-aオプションを指定していないか。

  • 監視名(監視名)のログファイルトラップは既に起動しています

    エージェントホストで動作しているログファイルトラップを確認してください。

  • 設定ファイルの構文が不正か,または指定されたログファイルが存在しません

    次の内容を確認してください。

    ・設定ファイルの内容が正しいかどうか。

    ・指定したログファイルがあるか。

    ・指定したログファイルパスに空白が含まれている場合は,ダブルクォーテーション(")で囲まれているか。

    ・指定した起動ロケールをエージェントホストのOSで設定できるか。

    ・マルチプロセス対応トレースファイルを監視する場合は,設定ファイルのFILETYPEパラメーターにHTRACEを指定しているか。

    ・ログファイルトラップサービスが起動しているか。

    ・エージェントホストのディスク容量,メモリーなどOSのリソースが不足していないか。

    ・ファイル監視数の上限を超えていないか(JP1イベントが出ているか確認)

  • 設定ファイルの配置に失敗しました。(パス: パス)

    エージェントホストで,次の内容を確認してから再実行してください。

    ・メッセージに表示されたパスのアクセス権が正しく設定されているか。

    ・メッセージに表示されたパスにファイルが存在する場合,そのファイルが上書きできるか。

    ・ディスク容量が十分確保されているか。

  • イベントサービスが起動していません

    エージェントホストのイベントサービスが起動しているか確認してください。

  • 起動定義ファイル(起動定義ファイルパス)の更新に失敗しました

    エージェントホストで,次の内容を確認してから再実行してください。

    ・起動定義ファイルのフォーマットが正しく設定されているか。

    ・起動定義ファイルのアクセス権が正しく設定されているか。

    ・ディスク容量が十分確保されているか。

上記の対処でも問題が解決されない場合,IM構成管理で指定した設定内容と同じ設定内容でJP1/Baseのjevlogstartコマンドをエージェントホスト上で実行し,ログファイルトラップが正常に起動するか確認してください。

jevlogstartコマンドでログファイルトラップが正常に起動する場合は,JP1/IM - Managerの資料採取ツールを使って資料を採取し,システム管理者に連絡してください。

jevlogstartコマンドでログファイルトラップが正常に起動しない場合は,表示されたエラーメッセージの対処に従ってください。

  • ディレクトリが存在しません

    ログファイルトラップ動作定義ファイル,ログファイルトラップ起動定義ファイルが存在し,アクセスできることを確認してください。

  • システムエラーが発生しました

    ログファイルトラップ動作定義ファイル,ログファイルトラップ起動定義ファイルが存在し,アクセスできることを確認してください。

    上記で対処が出来ない場合は資料採取ツールを使って下記資料を採取し,システム管理者に連絡してください。

    ・マネージャーホスト側のJP1/IM-Manager,JP1/Baseの資料

    ・エージェントホスト側のJP1/Baseの資料

  • ロールバック用の設定ファイルの作成に失敗しました

    メッセージに表示された設定ファイル,ログファイルトラップ起動定義ファイルにアクセス権限があるか,ほかのアプリケーションでそのファイルをロックしていないか確認してください。

    また,対象ホストとのネットワーク状況・状態を確認し,対象ホストのJP1/Baseが稼働しているか確認してください。

    上記で対処が出来ない場合は資料採取ツールを使って下記資料を採取し,システム管理者に連絡してください。

    ・マネージャーホスト側のJP1/IM-Manager,JP1/Baseの資料

    ・エージェントホスト側のJP1/Baseの資料

  • 他のセッションが排他しています

    [ログインユーザー一覧]画面で,排他権を取得しているユーザーを確認してください。

    問題がなければ,排他権を取得しているユーザーにチェックを入れて[排他編集解除]ボタンをクリックし,排他権を解放してください。

    また,エージェントホスト側のJP1/Baseが正常に稼働しているか確認してください。

    上記で対処が出来ない場合は資料採取ツールを使って下記資料を採取し,システム管理者に連絡してください。

    ・マネージャーホスト側のJP1/IM-Manager,JP1/Baseの資料

    ・エージェントホスト側のJP1/Baseの資料

  • 通信エラーが発生しました

    対象ホストとのネットワーク状況・状態を確認してください。

    また,対象ホストのJP1/Baseが稼働しているか確認してください。

    対象ホストのJP1/Baseが稼働していない場合は,次の操作をしてください。

    ・サービスまたはプロセスを起動する。

    ・[プロファイル表示/編集]画面で[プロファイルツリー再構築]を実行する。

上記以外の詳細情報が出力された場合は,資料採取ツールを使って資料を採取し,システム管理者に連絡してください。