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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager メッセージ


KAVB4438-E

Although automatic action or command control of the action for an event ended abnormally, an action state notification event could not be sent because no action information exists in the action information file. : 保守情報

アクションが自動アクションまたはコマンド制御において異常終了しましたが,アクション情報ファイルにアクションの情報が存在しないためアクション状態通知イベントが発行できません : 保守情報

アクションが自動アクションまたはコマンド制御で異常終了しましたが,アクション情報ファイルにアクションの情報が存在しないためアクション状態通知イベントが発行できませんでした。

(S)

処理を続行します。

(O)

アクション情報ファイルの容量が適切であるか確認し,適切でない場合はアクション情報ファイルの容量を見積もり,適切な容量を設定してください。

アクション情報ファイルの容量が適切に設定されている場合,アクションの実行が遅延していることが考えられますので,次の観点でアクションの内容を見直してください。

  • 一つのイベントに対して複数のアクションを行っている場合,複数のアクションを一つのバッチファイル(シェルスクリプト)にまとめて実行すると,実行効率が向上し実行遅延を減少できます。

  • アクションに不要な標準出力・標準エラー出力を行っている場合は,出力を抑えることを検討してください。出力を抑えることで実行効率が向上し実行遅延を減少できます。

  • 自動アクションで実行するコマンドの実行時間が長い場合で,デフォルト設定のときは,一つのコマンドが終了するまで次のコマンドを実行しないため,実行遅延が発生します。実行遅延を減少するには,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「12.4 自動アクションの検討」を参照して,設定をパラレルに変更してください。