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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス


jcshostsexport

〈このページの構成〉

機能

ホスト情報DBに登録されたホスト情報を採取するコマンドです。このコマンドを実行すると,ホスト情報DBからホスト情報を読み出し,ホスト情報ファイル名にホスト情報を格納します(ホスト情報ファイル名を指定しなかった場合,標準出力に出力します)。

このコマンドは,セントラルスコープの機能が有効になっている場合に使用できます。

形式

jcshostsexport [-h 論理ホスト名] > ホスト情報ファイル名

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

Scopeパス\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1scope/bin/

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。クラスタシステムを使用していない場合には指定は不要です。

ホスト情報ファイル名

ホスト情報を格納するファイル名を指定します。

戻り値

0

正常終了

1

論理ホスト名が不正

2

引数エラー

4

コマンドを実行する権限がない

10

セットアップされていない

11

ホスト情報DBがない

12

メモリー不足

14

ホスト情報DBが壊れている

15

メッセージの初期化失敗

16

ホスト情報DBが使用中

99

その他のエラー