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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス


5.9.1 [有効設定情報]ページ

[プロファイル表示/編集]画面の[有効設定情報]ページは,JP1/Baseまたはリモート監視で有効となっているプロファイル情報を表示します。[有効設定情報]ページには,JP1/Baseまたはリモート監視で有効となっているプロファイル情報をツリー表示するツリー表示領域と,ツリーに表示されるノードの詳細情報を表示するノード情報表示領域があります。

[有効設定情報]ページの表示例を次に示します。

図5‒22 [有効設定情報]ページの表示例

[図データ]

なお,以降の説明はエージェント構成に対応した説明です。リモート監視構成の場合は,画面の表示項目が本文と異なることがあります。

ツリー表示領域

JP1/Baseまたはリモート監視で有効となっているプロファイル情報をツリー表示します。ツリー表示領域に表示する項目を次に示します。

表5‒22 ツリー表示領域の項目([有効設定情報]ページ)

表示項目

説明

+

下位にファイルがあるときに表示します。

+を選択すると,設定名の下にツリーを展開します。

-

下位にファイルがあるときに表示します。

-を選択すると,展開したツリーを閉じます。

[図データ]

ホスト名を示すアイコンです。

[図データ]

製品名を示すアイコンです。

[図データ] または[図データ]

設定名を示すアイコンです。配下にファイルがあるときは,[図データ]を表示し,+または-を横に表示します。

配下にファイルがないときは,[図データ]を表示します。

[図データ]

ファイル名を示すアイコンです。

ノード情報表示領域

[有効設定情報]ページのノード情報表示領域には,ツリー表示領域で選択した表示項目に関する[有効設定情報]を表示します。

ツリー表示領域で選択した機能ごとの表示項目について次に示します。

〈この項の構成〉

(1) イベント転送情報

イベント転送のプロファイル情報を選択した場合,[有効設定情報]に表示する項目を次の表に示します。

表5‒23 有効設定情報に表示する項目(イベント転送情報)

項目名

階層1

階層2

階層3

階層4

階層5

イベント転送情報

イベントサーバインデックス

イベントサーバ情報

転送設定ファイル情報

転送フィルター

フィルター情報

転送先(ホスト名)

条件文

抑止設定情報

抑止条件設定情報

抑止の識別子

抑止の確認時間

抑止開始のしきい値

抑止開始の確認回数

抑止終了の確認回数

抑止対象宛先(ホスト名)

条件文

(凡例)

−:該当なし

注※

転送設定ファイル(forward)の設定がto-upper形式で,かつ上位ホストが存在しない場合は転送先ホストが存在しないため,転送条件が無効になり表示されません。

イベント転送情報に表示されるファイルは,転送設定ファイル(forward)です。ファイルをクリックすると,現在の設定値が表示されます。このファイルについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の転送設定ファイルの説明を参照してください。

(2) ログファイルトラップ情報

ログファイルトラップのプロファイル情報を選択した場合,[有効設定情報]に表示する項目を次の表に示します。

表5‒24 有効設定情報に表示する項目(ログファイルトラップ情報)

項目名

階層1

階層2

階層3

階層4

階層5

ログファイルトラップ情報

ID

起動オプション

動作定義ファイル名[-f]

ファイル監視間隔(秒)[-t]

イベント化データの最大長(バイト)[-m]

先頭から読み込み指定[-h]

未指定:0

指定:1

表示コマンド名(UNIX限定)[-n]

ログデータ出力元プログラム名[-p]

openリトライ指定[-r]

未指定:0

指定:1

登録先イベントサーバ名[-s]

監視名[-a]

ユースオプション[-u]

UNICODEファイル監視指定(Windows限定)[-g]

  • JP1/Baseが10-10以前の場合

    未指定:0

    指定:1(UTF-16で動作)

  • JP1/Baseが10-50以降の場合

    未指定:空白

    -gおよび-g UTF-16を指定:UTF-16

    -g UTF-8を指定:UTF-8

UNICODEファイルバイトオーダー指定(Windows限定)[-b]

監視対象ホスト名[-o]

正規表現のタイプ[-R]

basic:JP1独自の正規表現

extended:拡張正規表現

監視対象ログファイル

ファイル名(フルパス)※1

動作定義情報

トラップフィルター

MARKSTR

定義文字列

ACTDEF

定義文字列

ファイルタイプ

レコードタイプ

ヘッダーの行数

ヘッダーのサイズ(バイト)

リトライ回数

リトライ間隔(秒)

JP1イベントの保留件数

保留数超過指定

openリトライ回数

openリトライ間隔(秒)

readリトライ継続回数

リトライ回数(ファイル監視用)

UPDタイプJP1イベント出力※2

JP1イベント拡張属性オプション

(凡例)

−:該当なし

注※1

監視対象ホストのOSがWindowsの場合にリモート監視をしているときでも,監視ログファイル名のパスは[設定ファイル]ページの起動オプションで指定する形式で表示されます。

実際のパス:

 \\ホスト名\共有フォルダ名\ファイル名

監視ログファイル名として記載するパス:

 \共有フォルダ名\ファイル名

次に表示例を示します。

(例1)\share\logdir\test01.log \share\logdir\test02.log

(例2)"\share\log dir\test01.log" "\share\log dir\test02.log"

注※2

JP1/IM - Managerがバージョン10以降,およびエージェントのJP1/Baseがバージョン10以降の場合に表示されます。

ログファイルトラップ情報に表示されるファイルについては,各参照先を参照してください。

(3) イベントログトラップ情報

イベントログトラップのプロファイル情報を選択した場合,[有効設定情報]に表示する項目を次の表に示します。

表5‒25 有効設定情報に表示する項目(イベントログトラップ情報)

項目名

階層1

階層2

階層3

階層4

階層5

イベントログトラップ情報

動作定義情報

トラップフィルター

フィルター情報

監視名

ログの種別

イベントID

条件文

登録先イベントサーバ名

リトライ回数

リトライ間隔(秒)

監視間隔(秒)

マッチングレベル指定

フィルターチェックレベル指定

JP1イベント通知オプション

(凡例)

−:該当なし

イベントログトラップ情報に表示されるファイルについては,各参照先を参照してください。

(4) ローカルアクション情報

ローカルアクションのプロファイル情報を選択した場合,[有効設定情報]に表示する項目を次の表に示します。

表5‒26 有効設定情報に表示する項目(ローカルアクション情報)

項目名

階層1

階層2

階層3

階層4

階層5

階層6

ローカルアクション情報

実行定義情報

共通ブロック情報

JP1ユーザー名

イベントID発行指定

制御オプション文字列

アクションブロック

アクションブロック情報

アクション名

イベントフィルター条件

条件文

実行コマンド

イベントID発行指定

同一アクション抑止時間

JP1ユーザー名

環境変数ファイル名

実行時オプション

(凡例)

−:該当なし

ローカルアクション情報に表示されるファイルは,ローカルアクション実行定義ファイル(jbslcact.conf)です。ファイルをクリックすると,現在の設定値が表示されます。このファイルについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のローカルアクション実行定義ファイルの説明を参照してください。

(5) 認証サーバ情報

認証サーバのプロファイル情報を選択した場合,[有効設定情報]に表示する項目を次に示します。

認証サーバ情報は,jbssetupsrv(Windows限定)またはjbssetusrsrv(UNIX限定)コマンドで設定します。このコマンドについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の各コマンドの説明を参照してください。

(6) JP1ユーザー権限レベル情報

JP1ユーザー権限レベルのプロファイル情報を選択した場合,[有効設定情報]に表示する項目を次の表に示します。

表5‒27 有効設定情報に表示する項目(JP1ユーザー権限レベル情報)

項目名

階層1

階層2

階層3

階層4

階層5

JP1ユーザー権限レベル情報

ユーザー権限レベル

権限レベル情報

JP1ユーザー名

資源グループ別権限レベル

資源グループ

権限レベル

(凡例)

−:該当なし

JP1ユーザー権限レベル情報に表示されるファイルは,ユーザー権限レベルファイル(JP1_UserLevel)です。ファイルをクリックすると,現在の設定値が表示されます。このファイルについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のユーザー権限レベルファイルの説明を参照してください。

(7) JP1ユーザー登録情報

JP1ユーザー登録のプロファイル情報を選択した場合,[有効設定情報]に表示する項目を次の表に示します。

表5‒28 有効設定情報に表示する項目(JP1ユーザー登録情報)

項目名

階層1

階層2

階層3

JP1ユーザー登録情報

登録済みJP1ユーザー

ユーザー名

JP1ユーザー登録情報は,jbsadduserコマンドで設定します。このコマンドについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のjbsadduserコマンドの説明を参照してください。

(8) OSユーザーマッピング情報

OSユーザーマッピングのプロファイル情報を選択した場合,[有効設定情報]に表示する項目を次に示します。

OSユーザーマッピング情報に表示されるファイルは,ユーザーマッピング定義ファイル(jp1BsUmap.conf)です。ファイルをクリックすると,現在の設定値が表示されます。このファイルについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のユーザーマッピング定義ファイルの説明を参照してください。