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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス


4.14 [共通条件詳細設定]画面

共通条件の詳細を設定します。この画面は,[共通条件設定]画面で[追加]ボタン,[編集]ボタン,または[参照]ボタンをクリックすると表示されます。[共通条件詳細設定]画面を次に示します。

図4‒21 [共通条件詳細設定]画面

[図データ]

表示項目を次に示します。

[共通条件名]

監視オブジェクトの状態を変更する共通条件の名称を表示,設定します。

入力できる文字数は,1〜63バイトです。

[登録ホスト]

JP1イベントが発生したホストの名称を指定します。

複数のホスト名を指定する場合は,コンマで区切って指定します。ホスト名は最大100指定できます。名称に「,」または「\」を指定する場合は,「\,」または「\\」と指定してください。右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。[正規表現]を選択した場合は,一つの条件だけ設定できます。

[重大度]

JP1イベントの重大度を指定します。緊急,警戒,致命的,エラー,警告,通知,情報,デバッグの中から必要な項目をチェックします。

[オブジェクトタイプ]

JP1イベントのオブジェクトタイプを指定します。値は,直接入力するかリストボックスから選択します。

右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[オブジェクト名]

JP1イベントのオブジェクト名を指定します。

複数のオブジェクトを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。最大100個のオブジェクト名が指定できます。名称に「,」または「\」を指定する場合は,それぞれ「\,」または「\\」と指定します。改行やタブは指定できません。

右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[正規表現]を選択した場合は,一つの条件だけを設定できます。

[登録名タイプ]

JP1イベントの登録名タイプを指定します。値は,直接入力するかリストボックスから選択します。

右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[登録名]

JP1イベントの登録名を指定します。

右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[事象種別]

JP1イベントの事象種別を指定します。

右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[ユーザー名]

JP1イベントのユーザー名を指定します。入力できる文字数は0〜1,023バイトです。

複数のユーザーを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。最大100人のユーザー名が指定できます。名称に「,」または「\」を指定する場合は,それぞれ「\,」または「\\」と指定します。改行やタブは指定できません。

右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[正規表現]を選択した場合は,一つの条件だけを設定できます。

[メッセージ]

JP1イベントのメッセージテキストを指定します。

右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[プロダクト名]

JP1イベントを発行したプログラムの名称を指定します。

右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[イベントID]

JP1イベントのIDを16進数で指定します。指定できる値は,0〜7FFFFFFFです。

複数のイベントIDを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。

イベントIDは最大113指定できます。

[拡張属性]

重大度以外の拡張属性名,拡張属性値が入力できます。登録できる拡張属性には次の制限があります。

  • 登録できる拡張属性の数は最大5

  • 拡張属性名は一意(登録済みの拡張属性名は使用できません)

  • 拡張属性名は1〜32バイト

  • 拡張属性名には,先頭が英大文字で,以降英大文字,数字,および_(アンダーバー)。英小文字が入力された場合は,自動的に英大文字で表示されます。

  • 拡張属性値は1〜1,023バイト

  • 拡張属性値の合計は1,280バイト以内

  • 拡張属性値は正規表現で入力します。正規表現の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録G 正規表現」を参照してください。

[追加]ボタンをクリックすると,入力した値が画面下の拡張属性表示フィールドに追加されます。

拡張属性表示フィールドで,拡張属性名,または拡張属性値を選択し,[編集]ボタンをクリックすると,[拡張属性編集]画面が表示され,設定済みの条件を編集できます。[削除]ボタンをクリックすると,選択した行が削除されます。

図4‒22 [拡張属性編集]画面

[図データ]