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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス


3.36 [アクション結果]画面

[アクション結果]画面は,自動アクションの実行結果の一覧を表示します。この画面は,自動アクションが設定されているイベントを[イベントコンソール]画面で選択し,[表示]−[自動アクション実行結果表示]を選択すると表示されます。

[アクション結果]画面を次に示します。

図3‒69 [アクション結果]画面

[図データ]

また,JP1/IM - Rule Operation連携機能が有効の場合は,次のように,[アクション結果]画面の実行結果一覧に[種別]が追加され,[ルール結果詳細]ボタンが追加された状態で表示されます。

図3‒70 [アクション結果]画面(JP1/IM - Rule Operation連携機能が有効の場合)

[図データ]

表示項目を次に示します。

[更新]

[実行結果一覧]の表示内容を更新します。

選択状態にある項目のうち,アクションが再実行された項目は,[更新]ボタンをクリックすると,選択状態が解除されます。

[イベントID]

選択したJP1イベントのIDが0〜7FFFFFFFで表示されます。

[実行結果一覧]

選択したJP1イベントに設定されている自動アクションの実行結果の一覧が表示されます。

複数選択したアクションに対して行える操作は[アクションキャンセル]だけです。アクションを一つ選択してダブルクリックすると,[アクション結果詳細]画面が表示されます。

[抑止契機詳細]

[実行結果一覧]でアクション状態が「抑止」,またはアクション状態に「-RD」,「-RUD」が付加されている項目を選択した場合に,抑止を開始する契機となったアクションの詳細を表示します。

アクション状態に「-RD」,「-RUD」,「-D」が付加される項目の内容は,次のとおりです。

  • 「-RD」

    jcoimdefコマンドで-rオプションにOFF以外を指定し,アクション実行サービス起動時に抑止されたアクションについてコマンドを再実行した場合。または,アクション再実行用ファイルに出力された場合。(例:「終了-RD」)

  • 「-RUD」

    抑止されたアクションについて,[アクション結果]画面または[アクション結果一覧]画面の[再実行]ボタンをクリックして,アクションが再実行された場合。(例:「終了-RUD」)

  • 「-D」

    抑止されたアクションでアクションの状態が「実行不可」の場合は「実行不可」の状態の後ろに「-D」が付く。(例:実行不可-D)

[実行結果一覧]から項目を一つ選択して[抑止契機詳細]ボタンをクリックすると,[アクション結果詳細]画面が表示され,アクションの詳細を確認できます。

詳細を表示できる項目は,アクションの状態が「抑止」,またはアクション状態に「-RD」,「-RUD」が付加されている項目です。

なお,次の場合は,このボタンは非活性です。

  • アクション状態が「抑止」,またはアクション状態に「-RD」,「-RUD」が付加されている項目以外の項目を選択した場合

  • 複数の項目を選択した場合

[詳細]

実行結果の詳細な内容を表示します。

[実行結果一覧]から項目を一つ選択して[詳細]ボタンをクリックすると,[アクション結果詳細]画面が表示されます。

なお,複数の項目を選択した場合は,このボタンは非活性となります。

[再実行]

[実行結果一覧]に表示されているアクションの再実行を要求します。

再実行できるアクションの状態は,「キャンセル」,「強制終了」,「実行失敗」,「抑止」,「終了」です。

このボタンを使用して再実行要求をするには,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限が必要です。

[実行結果一覧]から項目を一つ選択して[再実行]ボタンをクリックします。再実行要求をするかどうかの確認ダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,選択した自動アクションの再実行要求の受け付けが完了します。

アクションの再実行を要求した場合は,[更新]ボタンをクリックして,アクションの状態を確認することをお勧めします。

なお,次の場合は,このボタンは非活性です。

  • 「キャンセル」,「強制終了」,「実行失敗」,「抑止」,「終了」以外のアクション状態の項目を選択した場合

  • 複数の項目を選択した場合

[アクションキャンセル]

アクションのキャンセルができる項目のアクションの状態は,「送信待機」,「キューイング」,「実行中」です。ただし,アクション実行先ホストのJP1/Baseのバージョンが07-00以前である場合には,キャンセル処理が失敗します。

このボタンを使用してアクションのキャンセルを要求するには,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限が必要です。

[実行結果一覧]から項目を選択して[アクションキャンセル]ボタンをクリックします。アクションのキャンセルを要求するかどうかの確認ダイアログボックスが表示されます。

[OK]ボタンをクリックすると,選択した自動アクションのキャンセル要求の受け付けが完了します。ただし,「送信待機」,「キューイング」,「実行中」以外のアクション状態の項目に対してはキャンセル要求をしません。

アクションのキャンセルを要求した場合は,[更新]ボタンをクリックして,アクションの状態を確認することをお勧めします。

なお,「送信待機」,「キューイング」,「実行中」のアクション状態の項目を選択していない場合,このボタンは非活性です。

[ルール結果詳細]

JP1/IM - Rule Operationへルール起動要求を通知したルールの実行結果を参照するために,JP1/IM - Rule Operationの[ルール結果詳細]画面を起動します。

このボタンは,JP1/IM - Rule Operation連携用の設定をした場合にだけ表示されます。

JP1/IM - Rule Operation連携用の設定の詳細は,次を参照してください。

JP1/IM - Rule Operation連携機能の有効設定手順

参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の「10.3.1 JP1/IM - Rule Operation連携機能の有効設定」

また,次の場合,このボタンは非活性となります。

  • 選択したアクションの種別が「ルール」でない場合

  • 選択したアクションの終了コードが0でない場合

  • 複数のアクションを選択した場合