Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス


3.11.1 [全般]ページ

[システム環境設定]画面の[全般]ページを次に示します。

図3‒21 [システム環境設定]画面([全般]ページ)(基本モード)(10-50以降)

[図データ]

図3‒22 [システム環境設定]画面([全般]ページ)(基本モード)(10-10以前)

[図データ]

表示項目を次に示します。

[一覧編集]

イベント取得フィルター一覧を編集するための画面を表示します。

[一覧編集]ボタンをクリックすると,[イベント取得条件一覧]画面が表示されます。

なお,イベント取得フィルターが互換モードで動作している場合は,このボタンは非活性になります。

[適用中のフィルター]ドロップダウンリスト

現在使用しているイベント取得フィルターが表示されます。

イベント取得フィルターを変更する場合,適用するイベント取得フィルターをドロップダウンリストから選択して,[適用]ボタンをクリックすると,選択したイベント取得フィルターがイベント取得条件として使用されます。

なお,イベント取得フィルターが互換モードで動作している場合は,ドロップダウンリストは非活性となり,ドロップダウンリストには「既存のフィルター条件」と表示されます。

[設定]

イベントサービスからイベントを取得する場合のフィルター(イベント取得フィルター)条件を設定・変更するための画面を表示します。

[適用中のフィルター]ドロップダウンリストから,変更するイベント取得フィルターを選択して[設定]ボタンをクリックすると,[イベント取得条件設定]画面または[イベント取得条件設定]画面(互換用)が表示されます。

[イベント取得条件設定]画面(互換用)は,イベント取得フィルターの互換用を使用している場合に表示されます。

[共通除外条件群一覧]

基本モードまたは拡張モードの共通除外条件の一覧が表示されます。

一つの項目を選択し,ダブルクリックすると[共通除外条件設定]画面または[共通除外条件設定(拡張)]画面が表示され,選択した項目を編集できます。

各一覧は,設定できる条件群の数および項目名が異なります。共通除外条件の設定方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の「5.2.4(3) 共通除外条件を設定する」を参照してください。

基本モードの共通除外条件の場合

設定できる条件群の数は,最大30件です。

共通除外条件群一覧に表示される項目は,[適用],[条件群名]です。

拡張モードの共通除外条件の場合(JP1/IM - Managerのバージョンが10-00以降)

設定できる条件群の数は,JP1/IM - Managerのバージョンによって異なります。JP1/IM - Managerのバージョンが10-00〜11-10の場合は,最大1,024件です。JP1/IM - Managerのバージョンが11-50以降の場合は,最大2,500件です。

拡張モードの共通除外条件群一覧表示される項目は,[適用],[種別],[ID],[条件群名],および[コメント]です。

図3‒23 [システム環境設定]画面([全般]ページ)(拡張モード)(10-50以降)

[図データ]

[表示]ページはJP1/IM - Managerのバージョンが10-50以降の場合に,表示されます。

図3‒24 [システム環境設定]画面([全般]ページ)(拡張モード)(10-00および10-10)

[図データ]

拡張モードの共通除外条件の場合(JP1/IM - Managerのバージョンが09-50以前)

設定できる条件群の数は,最大1,024件です。

拡張モードの共通除外条件群一覧に表示される項目は,次の図に示すとおり,[適用],[ID],[条件群名],および[コメント]です。

図3‒25 [システム環境設定]画面([全般]ページ)(拡張モード)(09-50以前)

[図データ]

各項目は,項目名でソートできます。

項目名をクリックすると,項目名の横に「△」が表示されます。さらにクリックを繰り返すと,「▽」,「 (表示なし)」,「△」の順で表示が変更されます。「△」または「▽」が表示されている状態で,ほかの項目名をクリックすると,前のソートは解除され,新しくクリックした項目のソート順で表示されます。

  • 「 (表示なし)」の場合,登録順に表示されます。

  • 「△」の場合,項目名の昇順に表示されます。

  • 「▽」の場合,項目名の降順に表示されます。

[適用]

チェックした共通除外条件群,拡張モードの共通除外条件群,または拡張モードの共通除外条件群が適用中となります。

[種別]

イベントを取得対象外にする共通除外条件の場合,空白(アイコンなし)となります。イベントを取得対象外にする追加共通除外条件の場合,アイコン([図データ])が表示されます。

イベントを取得しアクションの実行対象外にする共通除外条件の場合,アイコン([図データ])が表示されます。イベントを取得しアクションの実行対象外にする追加共通除外条件の場合,アイコン([図データ])とアイコン([図データ])が表示されます。

[ID]

拡張モードの共通除外条件群に対する条件群IDを表示します。

[条件群名]

共通除外条件群,拡張モードの共通除外条件群,または拡張モードの共通除外条件群の条件群名が表示されます。

条件群名は,[共通除外条件設定]画面または[共通除外条件設定(拡張)]画面で変更できます。

[コメント]

拡張モードの共通除外条件群または拡張モードの追加共通除外条件群に対するコメントを表示します。

[設定]

選択した共通除外条件群または拡張モードの共通除外条件群の条件を編集するための[共通除外条件設定]画面または[共通除外条件設定(拡張)]画面が表示されます。

[イベントバッファー]

イベントサービスからイベントを抽出してJP1/IM - Manager上にバッファリングするときのイベント件数の上限を設定します。指定できる値は10〜2,000件の半角数字です。デフォルトは2,000件です。

この値を小さくし過ぎると,[イベントコンソール]画面で表示するイベントに抜けが発生する場合があります。

この値を大きくし過ぎると,JP1/IM - Viewの起動時に,[イベントコンソール]画面の表示に時間がかかる場合があります。

イベントバッファーの設定は,セントラルコンソールのメモリー所要量を見積もり,マシンのリソースに余裕があることを確認した上で行ってください。なお,メモリー所要量を見積もるための計算式については,JP1/IM - Viewのリリースノートを参照してください。

[適用]

設定内容を反映します。

JP1/IM - Managerのバージョンが11-10-01以降の場合,共通除外条件群(拡張)と追加共通除外条件に環境依存文字など文字化けする文字が含まれているかをJP1/IM - Managerでチェックし,含まれているときは反映されません。