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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


7.4 新規インストール・セットアップでのクラスタソフトへの登録(Windowsの場合)

新規にインストール・セットアップする場合,JP1/IM - Managerをクラスタ運用するには,論理ホストのJP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseをクラスタソフトに登録して,クラスタソフトからの制御で起動・停止するように設定します。

JP1/IM - Managerをクラスタソフトに登録する設定内容は,次のとおりです。

次の表の項番1〜4の順番でサービスを起動してください(JP1/Base,JP1/IM - Managerの順番で起動する)。

表7‒7 クラスタソフトに登録する設定内容(Windows)

項番

名前

サービス名

依存関係

1

JP1/Base Event 論理ホスト名

JP1_Base_Event 論理ホスト名

IPアドレスリソース

物理ディスクリソース

2

JP1/Base_論理ホスト名

JP1_Base_論理ホスト名

項番1のクラスタリソース

3

JP1/IM2-Manager DB Server_論理ホスト名※1

HiRDBEmbeddedEdition_JM<n※2

項番1および項番2のクラスタリソース

4

JP1/IM2-Manager DB Cluster Service_論理ホスト名※1

HiRDBClusterService_JM<n※2

項番1,項番2および項番3のクラスタリソース

5

JP1/IM2-Manager_論理ホスト名

JP1_Console_論理ホスト名

項番1,項番2,項番3および項番4のクラスタリソース※3

注※1

IMデータベースを使用する場合だけ,クラスタソフトに登録してください。

注※2

nは1〜9の数字です。この数字は,クラスタセットアップ情報ファイルでLOGICALHOSTNUMBERに指定した値と一致します。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

注※3

IMデータベースを使用しない場合は,項番3および項番4のクラスタリソースを依存関係から除いてください。

〈この節の構成〉