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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


6.7.2 対処済み連動機能の設定

対処済み連動機能は,JP1イベントの対処状況に応じて,監視オブジェクトの状態を自動的に変更する機能です。

JP1イベントの対処状況に連動して,監視オブジェクトの状態が変わるため,監視オブジェクト,監視グループの状態を手動で変更する手間が省け,セントラルスコープでの操作がより簡易になります。

JP1/IM - Managerを新規インストールした場合は,有効になっています。バージョンアップ時は,バージョンアップ前に設定を無効にしていた場合は,無効になっています。運用にあわせて,設定を変更してください。

  1. JP1/IM - Managerを停止する。

  2. 次のファイルを引数にjbssetcnfコマンドを実行する。

    対処済み連動機能を有効にする:action_complete_on.conf

    対処済み連動機能を無効にする:action_complete_off.conf

    jbssetcnfコマンドを実行すると,JP1共通定義情報に設定内容が反映されます。

    jbssetcnfコマンドについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

    ファイルの設定内容について

    ファイルの設定内容については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「対処済み連動設定ファイル(action_complete_xxx.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

  3. JP1/IM - Managerを起動する。