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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


5.17.3 定義ファイルの作成

ここでは,モニター画面呼び出し定義ファイルおよびアプリケーション実行定義ファイルに定義する内容,格納場所および定義例を説明します。

〈この項の構成〉

(1) モニター画面呼び出し定義ファイルの作成

モニター画面呼び出し定義ファイルでは,モニター画面呼び出しをするJP1イベントのIDや属性などを定義します。

JP1イベントの属性は,イベント拡張属性定義ファイルの定義と対応させる必要があります。

イベント拡張属性定義ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「イベント拡張属性定義ファイル」(2. 定義ファイル)を参照してください。

また,この定義ファイルでは,呼び出す画面,および画面を呼び出すときの引数を定義します。呼び出す画面を定義するために,アプリケーション実行定義識別子を指定します。アプリケーション実行定義識別子は,モニター画面呼び出し定義ファイルで定義した画面をJP1/IM - View側で識別するためのものです。したがって,モニター画面呼び出し定義ファイルで指定するアプリケーション実行定義識別子を,アプリケーション実行定義ファイルに定義する必要があります。指定したアプリケーション実行定義識別子は,アプリケーション実行定義ファイルによってパスが解決されます。また,実行ファイルの起動時には,モニター画面呼び出し定義ファイルで指定した引数が渡されます。モニター画面呼び出し定義ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「モニター画面呼び出し定義ファイル」(2. 定義ファイル)を参照してください。

なお,JP1/IMには,モニター画面呼び出し定義ファイルの記述内容をチェックするためのコマンド「jcomonitorfcheck」が用意されています。このコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcomonitorfcheck」(1. コマンド)を参照してください。

(2) アプリケーション実行定義ファイルの作成

アプリケーション実行定義ファイルには,モニター画面呼び出し定義ファイルで定義されたアプリケーション実行定義識別子とパスの関連づけを定義します。

アプリケーション実行定義ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「アプリケーション実行定義ファイル」(2. 定義ファイル)を参照してください。

なお,JP1/IMには,アプリケーション実行定義ファイルの記述内容をチェックするためにjcoappexecfcheck(Windows限定)コマンドが用意されています。このコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcoappexecfcheck(Windows限定)」(1. コマンド)を参照してください。