Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


5.14.1 [表示メッセージ変更定義設定]画面から設定する手順

〈この項の構成〉

(1) 表示メッセージ変更定義を新規に作成する

表示メッセージ変更定義を新規に作成する手順を次に示します。

  1. イベントの表示メッセージ変更機能が有効になっていることを確認する。

    [イベントコンソール]画面で[オプション]−[表示メッセージ変更定義]が表示されるかどうかを確認してください。表示されない場合,統合監視DBを有効にすると表示メッセージ変更機能が有効になります。表示メッセージ変更機能を有効にした場合は,JP1/IM - Managerを再起動してください。

    また,10-50以前からバージョンアップインストール後に,jimdbupdateコマンドでIMデータベースを更新していない場合は,IMデータベースを更新してください。jimdbupdateコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jimdbupdate」(1. コマンド)を参照してください。

  2. [イベントコンソール]画面から[オプション]−[表示メッセージ変更定義]を選択する。

    [表示メッセージ変更定義一覧]画面が表示されます。

  3. 新規に作成する場合は[追加]ボタンをクリック,既存の表示メッセージ変更定義を流用する場合は[複製]ボタンをクリックしたあと[編集]ボタンをクリックする。

    [追加]ボタンをクリックすると,[表示メッセージ変更定義設定]画面が表示されます。

    [複製]ボタンをクリックすると,「コピー 複製元の表示メッセージ変更定義名」がフィルターに追加されます。この場合は「コピー 複製元の表示メッセージ変更定義名」を選択し,[編集]ボタンをクリックして[表示メッセージ変更定義設定]画面を表示します。

  4. [表示メッセージ変更定義設定]画面で,表示メッセージ変更の設定をする。

    表示メッセージを変更するイベント条件の設定をします。そのあと,[表示変更後のメッセージ]で変更後のメッセージの形式を設定します。イベント引き継ぎ情報の変換機能を指定すると,メッセージの文字や数値の表示形式を見やすく統一できます。イベント引き継ぎ情報の変換機能の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「表示メッセージ変更定義ファイル(jcochmsg.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。設定後に[OK]ボタンをクリックします。

  5. [表示メッセージ変更定義一覧]画面で,[適用]ボタンをクリックして有効にする。

    [表示メッセージ変更定義設定]画面で設定した表示メッセージ変更定義を,[表示メッセージ変更定義一覧]画面から選択して,[適用]チェックボックスをチェックして有効にします。複数の表示メッセージ変更定義を設定したい場合は,手順3〜5を繰り返します。

  6. 確認のダイアログボックスで[はい]ボタンをクリックする。

(2) 表示メッセージ変更定義を変更する

既存の表示メッセージ変更定義の内容を変更する手順を次に示します。

  1. イベントの表示メッセージ変更機能が有効になっていることを確認する。

    [イベントコンソール]画面で[オプション]−[表示メッセージ変更定義]が表示されるかどうかを確認してください。表示されない場合,統合監視DBを有効にすると表示メッセージ変更機能が有効になります。表示メッセージ変更機能を有効にした場合は,JP1/IM - Managerを再起動してください。

  2. [イベントコンソール]画面の[オプション]−[表示メッセージ変更定義]を選択する。

    [表示メッセージ変更定義一覧]画面が表示されます。

  3. [表示メッセージ変更定義一覧]画面で変更したい表示メッセージ変更定義を選択して,[編集]ボタンをクリックする。

    [表示メッセージ変更定義設定]画面が表示されます。

  4. [表示メッセージ変更定義設定]画面で,表示メッセージを変更する。

    表示メッセージを変更するイベント条件の設定をします。そのあと,[表示変更後のメッセージ]で変更後のメッセージの形式を設定します。イベント引き継ぎ情報の変換機能を指定すると,メッセージの文字や数値の表示形式を見やすく統一できます。イベント引き継ぎ情報の変換機能の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「表示メッセージ変更定義ファイル(jcochmsg.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。設定後に[OK]ボタンをクリックします。

  5. [表示メッセージ変更定義一覧]画面で,[適用]チェックボックスをチェックして有効にする。

    [表示メッセージ変更定義設定]画面で設定した表示メッセージ変更定義を,[表示メッセージ変更定義一覧]画面から選択して,[適用]チェックボックスをチェックして有効にします。複数のイベントを設定したい場合は,手順3〜5を繰り返します。

  6. 確認のダイアログボックスで[はい]ボタンをクリックする。

(3) 表示メッセージ変更定義を削除する

既存の表示メッセージ変更定義を削除する手順を次に示します。

  1. イベントの表示メッセージ変更機能が有効になっていることを確認する。

    [イベントコンソール]画面で[オプション]−[表示メッセージ変更定義]が表示されるかどうかを確認してください。表示されない場合,統合監視DBを有効にすると表示メッセージ変更機能が有効になります。表示メッセージ変更機能を有効にした場合は,JP1/IM - Managerを再起動してください。

  2. [イベントコンソール]画面の[オプション]−[表示メッセージ変更定義]を選択する。

    [表示メッセージ変更定義一覧]画面が表示されます。

  3. [表示メッセージ変更定義一覧]画面で削除したい表示メッセージ変更定義を選択して,[削除]ボタンをクリックする。

    選択した表示メッセージ変更定義が削除されます。

  4. 確認のダイアログボックスで[はい]ボタンをクリックする。