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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


2.5 ユーザー認証の設定およびユーザーマッピングの設定(UNIXの場合)

JP1ユーザー管理に必要な,認証サーバの指定,JP1ユーザーの登録,ユーザーマッピングの設定をします。

ホストの役割に合わせて,次のように設定します。

表2‒3 ホストの役割ごとの設定項目

設定項目

認証サーバとして使用する

認証サーバとして使用しない

プライマリー

認証サーバ

セカンダリー

認証サーバ

マネージャー

ホスト

エージェント

ホスト

認証サーバ指定

JP1ユーザーの設定

操作権限の設定

認証サーバ設定のコピー

ユーザーマッピング

(凡例)

○:設定が必要

−:設定が不要

注※ 自動アクションしない場合,およびJP1/IM - Viewから管理対象ホストにコマンド実行しない場合は不要です。

設定は,JP1/Baseのコマンドによって行います。

なお,ユーザーマッピングは,自動アクションまたはJP1/IM - Viewの操作によってコマンドを実行するすべてのホストで,次のように設定します。

表2‒4 自動アクションやJP1/IM - Viewによってコマンドを実行する場合のユーザーマッピング

操作

JP1ユーザー名

サーバホスト名

OSユーザー名

JP1/IM - Viewからコマンドを実行する場合

マネージャーにログインするユーザー

JP1/IM - Viewが接続するマネージャー

コマンド実行先ホストのOSに登録されたユーザー

自動アクションを実行する場合

アクション定義で指定したユーザー名

自動アクションを定義したマネージャー

アクション実行先ホストのOSに登録されたユーザー

注※ サーバホスト名には「*」も指定できます。この場合は,すべてのホストでユーザーマッピングが許可されます。

なお,「jp1admin」というJP1ユーザーがデフォルトで登録されています。「jp1admin」には,JP1資源グループが「*」で,JP1権限レベルがJP1_Console_Adminである操作権限が設定されています(JP1資源グループが「*」の場合,すべてのJP1資源グループにアクセスできます)。

〈この節の構成〉