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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


1.19.1 JP1/IM - Viewの障害に備えた設定(Windowsの場合)

JP1/IM - Viewは,障害が発生した場合に備えて,トラブル解決の調査資料を採取するツールを提供しています。JP1/IM - Viewに障害が発生した場合に備え,ツールの実行時にWindowsのクラッシュダンプおよびメモリーダンプを採取できるよう,ダンプの出力設定をしておくことをお勧めします。

JP1/IM - Viewでは,トラブル発生時に資料を採取するためのツールをバッチファイル(jcoview_log.bat)として提供しています。JP1/IM - Viewの資料採取ツールで採取できるのは,JP1/IM - Viewのトラブルシュート資料です。採取できる資料の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド」の「11.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照してください。

資料採取ツールについて
  • jcoview_log.batについて

    参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcoview_log.bat(Windows限定)」(1. コマンド)

メモリーダンプおよびクラッシュダンプを出力する設定を「1.18.3(1) 障害発生時の資料採取の準備」の説明を参照して,設定してください。

また,IM構成管理では,IM 構成管理・ビューアーで障害が発生した場合,スレッドダンプを採取するためのコマンド(jcfthreaddmp)を提供しています。jcfthreaddmpコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcfthreaddmp(Windows限定)」(1. コマンド)を参照してください。