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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


1.18.2 セントラルスコープの機能を使用するための設定(Windowsの場合)

JP1/IM - Managerを新規インストールした場合,セントラルスコープの機能はデフォルトで無効になっています。

セントラルスコープの機能を使用する場合は,次の手順に従ってください。

  1. セントラルスコープのデータベースを作成する。

    Scopeパス\bin\jcsdbsetup を実行します。必要に応じてオプションを指定してください。

  2. セントラルスコープサービス(jcsmain)を有効にする。

    jcoimdef -s ON を実行します。

  3. JP1/IM - Managerを起動する。

  4. セントラルスコープサービスの稼働を確認する。

    jco_spmd_statusコマンドを実行します。稼働中のプロセスにjcsmainが表示されていることを確認してください。

jcsdbsetupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcsdbsetup」(1. コマンド)を参照してください。

jcoimdefコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcoimdef」(1. コマンド)を参照してください。

重要

セントラルスコープのデータベースの再構成について

JP1/IM - Managerアンインストール後の再インストールまたはjcsdbsetupコマンド実行後に,JP1/IM - Viewを接続すると[監視ツリー]画面にJP1/IM - Manager再インストール前またはjcsdbsetupコマンド実行前の監視ツリーが表示される場合があります。この場合は,起動中のJP1/IM - Viewを停止し,次のフォルダを削除後,JP1/IM - Viewを起動してください。

削除フォルダ:

システムドライブ:\ProgramData\HITACHI\JP1\JP1_DEFAULT\JP1CoView\log\output