Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


付録H.3 下位バージョン(バージョン10製品)との接続性

JP1/IM - View 12-00をJP1/IM - Manager 10-00〜10-50に接続した場合,JP1/IM - Manager 12-50にJP1/IM - View 10-00〜10-50を接続した場合,および,JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)12-50をJP1/Base,JP1/AJS,JP1/PFMなど連携先JP1製品のバージョン10-00〜10-50に接続した場合の制限事項を説明します。

〈この項の構成〉

(1) JP1/IM - View 12-00をJP1/IM - Manager 10-00〜10-50に接続した場合の制限事項(コンポーネント共通)

表H‒15 JP1/IM - View 12-00をJP1/IM - Manager 10-00〜10-50に接続した場合の制限事項(コンポーネント共通)

JP1/IM - Managerの

バージョン

制限事項

1〜3

10-00

10-10

10-50

(凡例) ○:該当する

注※ 制限事項の番号は,次の表と対応しています。

表H‒16 制限事項一覧

制限

事項

詳細

1

JP1/IM - Managerと暗号化通信ができない。

2

言語環境が異なるJP1/IM - Managerに接続はできない。

3

操作ログを出力できない。

(2) JP1/IM - View 12-00をJP1/IM - Manager 10-00〜10-50に接続した場合の制限事項(セントラルコンソールを使用する場合)

表H‒17 JP1/IM - View 12-00をJP1/IM - Manager 10-00〜10-50に接続した場合の制限事項(セントラルコンソールを使用する場合)

JP1/IM - Managerの

バージョン

制限事項

1〜3

4〜8

9〜22

10-00

10-10

10-50

(凡例) ○:該当する −:該当しない

注※ 制限事項の番号は,次の表と対応しています。

表H‒18 制限事項一覧

制限

事項

詳細

1

繰り返しイベント条件を定義できない。

2

繰り返しイベント監視抑止機能で抑止した繰り返しイベントを集約表示できない。

3

JP1/Navigation Platformとのシングルサインオンはできない。

4

自動アクションの抑止範囲の指定,および抑止継続通知の指定はできない。

5

追加重大度変更定義を登録,および[重大度変更定義設定]画面から重大度変更定義を定義できない。

6

[重要イベント]ページで表示フィルターが利用できない。

7

[重要イベント]ページでイベントのカラーリング表示ができない。

8

ログイン時のイベント取得範囲の設定ができない。

9

表示メッセージ変更の設定ができない。

10

[イベントコンソール]画面のイベント一覧に固有の拡張属性を表示できない。

11

次の定義のイベント条件に,固有の拡張属性を指定できない。

  • 重要イベント定義

  • イベント取得フィルター

  • 共通除外条件

  • 表示フィルター

  • ユーザーフィルター

12

次の定義のイベント条件に,項目名で固有の拡張属性を指定できない(属性名で固有の拡張属性を指定できる)。

  • 自動アクション定義

  • 共通除外条件拡張定義ファイル

  • 重大度変更定義ファイル

  • 繰り返しイベント条件表示項目定義ファイル

  • イベント検索条件

  • イベント情報マッピング定義

13

次の画面に[監視抑止ID]の領域と,[選択イベントの監視抑止ID入力]ボタンが表示されない。

  • [イベント検索条件設定]画面

  • [表示フィルター設定]画面

14

次のページおよび画面で,[性能表示]メニューおよび[性能表示]ボタンが表示されず,事象発生元ホストの性能レポートを表示できない。

  • [イベント監視]ページ

  • [重要イベント]ページ

  • [イベント検索]ページ

  • [応答待ちイベント]ページ

  • [関連イベント一覧]画面

  • [イベント詳細]画面

  • [イベント詳細(編集)]画面

15

自動アクションに引き継ぐイベント属性値を,Base64またはURLエンコーディングすることができない。

16

イベントガイドから,シングルサインオンでJP1/AJS - Web Consoleのモニター画面を参照できない。

17

繰り返しイベント条件を1,025件以上定義できない。

18

拡張モードの共通除外条件において,条件群を1,025件以上定義できない。

19

自動アクション定義の状態(有効,無効)を指定できない。

20

自動アクション定義の適用時に,定義変更していないアクションの抑止状態,AND条件の成立状態を引き継ぐことができない。

21

[共通除外条件設定(拡張)]画面で[除外対象]項目を指定できない。

22

JP1/IM - ViewからJP1/Service Supportへのインシデント手動登録にて,任意のイベント属性や文字列を引き継ぐことができない。

(3) JP1/IM - View 12-00をJP1/IM - Manager 10-00〜10-50に接続した場合の制限事項(セントラルスコープを使用する場合)

表H‒19 JP1/IM - View 12-00をJP1/IM - Manager 10-00〜10-50に接続した場合の制限事項(セントラルスコープを使用する場合)

JP1/IM - Managerの

バージョン

制限事項

1〜5

10-00

10-10

10-50

(凡例) ○:該当する −:該当しない

注※ 制限事項の番号は,次の表と対応しています。

表H‒20 制限事項一覧

制限

事項

詳細

1

監視ノードの余白,および監視ノード名を非表示にできない。

2

監視ノードアイコンの透過率を設定できない。

3

監視ノードの状態色,および監視ノード名の状態色を変更できない。

4

[監視ツリー]画面,および[ビジュアル監視]画面で,監視ノードアイコンの移動を抑止できない。

5

アラームランプの点滅契機を変更できない。

(4) JP1/IM - View 12-00をJP1/IM - Manager 10-00〜10-50に接続した場合の制限事項(IM構成管理を使用する場合)

表H‒21 JP1/IM - View 12-00をJP1/IM - Manager 10-00〜10-50に接続した場合の制限事項(IM構成管理を使用する場合)

JP1/IM - Managerの

バージョン

制限事項

1〜2

3〜9

10-00

10-10

10-50

(凡例) ○:該当する −:該当しない

注※ 制限事項の番号は,次の表と対応しています。

表H‒22 制限事項一覧

制限

事項

詳細

1

KVMまたはHCSMに関する仮想化管理情報は設定または表示できない。

2

KVMまたはHCSMに関する仮想化管理情報を保持するホストは,編集または削除できない。また,ホスト種別は「不明」で表示される。

3

イベントログトラップ動作定義,およびリモート監視イベントログトラップ動作定義にイベントID,および監視名を設定できない。

4

[プロファイル表示/編集]画面を操作中に,エージェントのログファイルトラップ情報の設定が書き換えられた可能性があることが通知されない。

5

[プロファイル表示/編集]画面で,ログファイルトラップサービスが起動したときに自動でプロセス起動する設定の有効・無効を変更できない。

6

[プロファイル表示/編集]画面で,クラスタ用ではないログファイルトラップ情報をファイルの送付で反映できない。

7

ホスト情報を収集するホストのリモート監視を停止しないと,ホスト情報の収集ができない。

8

[リモート監視設定]画面で,ホストごとにSSH接続の設定をすることができない。

9

一つの業務グループおよび監視グループに,1,025台以上のホストを設定できない。

(5) JP1/IM - Manager 12-50にJP1/IM - View 10-00〜10-50を接続した場合の制限事項(コンポーネント共通)

表H‒23 JP1/IM - Manager 12-50にJP1/IM - View 10-00〜10-50を接続した場合の制限事項(コンポーネント共通)

JP1/IM - Viewの

バージョン

制限事項

1〜2

10-00

10-10

10-50

(凡例) ○:該当する

注※ 制限事項の番号は,次の表と対応しています。

表H‒24 制限事項一覧

制限

事項

詳細

1

JP1/IM - Viewと暗号化通信ができない。

2

言語環境が異なるJP1/IM - Viewから接続はできない。

(6) JP1/IM - Manager 12-50にJP1/IM - View 10-00〜10-50を接続した場合の制限事項(セントラルコンソールを使用する場合)

表H‒25 JP1/IM - Manager 12-50にJP1/IM - View 10-00〜10-50を接続した場合の制限事項(セントラルコンソールを使用する場合)

JP1/IM - Viewの

バージョン

制限事項

1〜3

4〜8

9〜18

10-00

10-10

10-50

(凡例) ○:該当する −:該当しない

注※ 制限事項の番号は,次の表と対応しています。

表H‒26 制限事項一覧

制限

事項

詳細

1

繰り返しイベント条件を定義できない。

2

繰り返しイベント監視抑止機能で抑止した繰り返しイベントを集約表示できない。

3

JP1/Navigation Platformとのシングルサインオンはできない。

4

自動アクションの抑止範囲の指定,および抑止継続通知の指定はできない。

5

追加重大度変更定義を登録,および[重大度変更定義設定]画面から重大度変更定義を定義できない。

6

[重要イベント]ページで表示フィルターが利用できない。

7

[重要イベント]ページでイベントのカラーリング表示ができない。

8

ログイン時のイベント取得範囲の設定ができない。

9

表示メッセージ変更の設定,および変更後メッセージの表示ができない。

10

[イベントコンソール]画面のイベント一覧に固有の拡張属性を表示できない。

11

次の定義のイベント条件に,固有の拡張属性を指定できない。

  • 重要イベント定義

  • イベント取得フィルター

  • 共通除外条件

  • 表示フィルター

  • ユーザーフィルター

12

次の定義のイベント条件に,項目名で固有の拡張属性を指定できない(属性名で固有の拡張属性を指定できる)。

  • 自動アクション定義

  • 共通除外条件拡張定義ファイル

  • 重大度変更定義ファイル

  • 繰り返しイベント条件表示項目定義ファイル

  • イベント検索条件

  • イベント情報マッピング定義

13

次の画面に[監視抑止ID]の領域と,[選択イベントの監視抑止ID入力]ボタンが表示されない。

  • [イベント検索条件設定]画面

  • [表示フィルター設定]画面

14

次のページおよび画面で,[性能表示]メニューおよび[性能表示]ボタンが表示されず,事象発生元ホストの性能レポートを表示できない。

  • [イベント監視]ページ

  • [重要イベント]ページ

  • [イベント検索]ページ

  • [応答待ちイベント]ページ

  • [関連イベント一覧]画面

  • [イベント詳細]画面

  • [イベント詳細(編集)]画面

15

イベントガイドから,シングルサインオンでJP1/AJS - Web Consoleのモニター画面を参照できない。

16

DESC_VERSIONが4のアクション定義ファイルを使用している場合,[アクション設定]画面を表示できない。

17

拡張モードの共通除外条件の除外対象に,自動アクションを設定している場合,次のことができません。

  • [システム環境設定]画面の表示

  • 追加共通除外条件の設定

18

JP1/IM - ViewからJP1/Service Supportへのインシデント手動登録にて,任意のイベント属性や文字列を引き継ぐことができない。

(7) JP1/IM - Manager 12-50にJP1/IM - View 10-00〜10-50を接続した場合の制限事項(セントラルスコープを使用する場合)

表H‒27 JP1/IM - Manager 12-50にJP1/IM - View 10-00〜10-50を接続した場合の制限事項(セントラルスコープを使用する場合)

JP1/IM - Viewの

バージョン

制限事項

1〜5

10-00

10-10

10-50

(凡例) ○:該当する −:該当しない

注※ 制限事項の番号は,次の表と対応しています。

表H‒28 制限事項一覧

制限

事項

詳細

1

監視ノードの余白,および監視ノード名を非表示にできない。

2

監視ノードアイコンの透過率を設定できない。

3

監視ノードの状態色,および監視ノード名の状態色を変更できない。

4

[監視ツリー]画面,および[ビジュアル監視]画面で,監視ノードアイコンの移動を抑止できない。

5

アラームランプの点滅契機を変更できない。

(8) JP1/IM - Manager 12-50にJP1/IM - View 10-00〜10-50を接続した場合の制限事項(IM構成管理を使用する場合)

表H‒29 JP1/IM - Manager 12-50にJP1/IM - View 10-00〜10-50を接続した場合の制限事項(IM構成管理を使用する場合)

JP1/IM - Viewの

バージョン

制限事項

1〜2

3〜9

10-00

10-10

10-50

(凡例) ○:該当する −:該当しない

注※ 制限事項の番号は,次の表と対応しています。

表H‒30 制限事項一覧

制限

事項

詳細

1

KVMまたはHCSMに関する仮想化管理情報は設定または表示できない。

2

KVMまたはHCSMに関する仮想化管理情報を保持するホストは,編集または削除できない。また,ホスト種別は「不明」で表示される。

3

[プロファイル表示/編集]画面を操作中に,エージェントのログファイルトラップ情報の設定が書き換えられた可能性があることが通知されない。

4

[プロファイル表示/編集]画面で,ログファイルトラップサービスが起動したときに自動でプロセス起動する設定の有効・無効を変更できない。

5

[プロファイル表示/編集]画面で,クラスタ用ではないログファイルトラップ情報をファイルの送付で反映できない。

6

ホスト情報を収集するホストのリモート監視を停止しないと,ホスト情報の収集ができない。

7

[リモート監視設定]画面で,ホストごとにSSH接続の設定をすることができない。

8

差分配布方式でエージェント構成の反映をすると,反映の実行確認ダイアログの内容がKNAN20441-QではなくKNAN20440-Qになる(反映は差分配布方式で実行される)。

9

一つの業務グループおよび監視グループに,1,025台以上のホストを設定できない。

(9) JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)12-50をJP1製品10-00〜10-50に接続した場合の制限事項

表H‒31 JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)12-50をJP1製品10-00〜10-50に接続した場合の制限事項

JP1製品名

制限事項※2

1

2

JP1/Base

JP1/AJS※1

JP1/AJS3-Web Console

JP1/PFM

JP1/PFM - Web Console

(凡例) ○:該当する −:該当しない

注※1 このバージョンのJP1/AJSと連携する場合は,別途サポートのページからアダプタコマンドをダウンロードする必要があります。

注※2 制限事項の番号は,次の表と対応しています。

表H‒32 制限事項一覧

制限

事項

詳細

1

JP1/AJS 10-00〜10-50の下位バージョンの機能の範囲で使用できる。

2

接続できない。