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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


13.2.2 バージョン10のJP1/IMマネージャー製品からのバージョンアップについて

〈この項の構成〉

(1) バージョン10のセントラルコンソールからのバージョンアップについて

JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン12にバージョンアップする場合,事前に設定情報のバックアップをしてください。バックアップの方法は,過去のバージョンのマニュアルを参照してください。

統合監視DBを使用している場合,JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン12にバージョンアップしたあとに,jimdbupdateコマンドを実行してください。なお,jimdbupdateコマンドの実行前に,バックアップをしてください。

バージョンアップすると,バージョン10のJP1/IM - Managerのセントラルコンソールの定義情報が引き継がれます。ただし,次の点に注意してください。

(2) バージョン10のセントラルスコープからのバージョンアップについて

JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン12にバージョンアップする場合,事前に設定情報およびデータベースのバックアップをしてください。バックアップの方法は,過去のバージョンのマニュアルを参照してください。

バージョンアップすると,バージョン10のJP1/IM - Managerのセントラルスコープの定義情報が引き継がれます。また,セントラルスコープの有効・無効も引き継がれます。

(3) バージョン10のIM構成管理からのバージョンアップについて

JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン12にバージョンアップする場合,事前に設定情報のバックアップをしてください。バックアップの方法は,過去のバージョンのマニュアルを参照してください。

統合監視DBを使用している場合,JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン12にバージョンアップしたあとに,jimdbupdateコマンドを実行してください。なお,jimdbupdateコマンドの実行前に,バックアップをしてください。

バージョンアップすると,バージョン10のJP1/IM - ManagerのIM構成管理の定義情報が引き継がれます。また,IM構成管理の有効・無効も引き継がれます。

バージョン10のJP1/IM - ManagerでIM構成管理を使用している環境からバージョンアップインストールする場合は,IM構成管理のコマンドに関する内部ログのサイズ拡張を行うため,次のログファイルを別名で保存または削除してください。

Windowsの場合

Managerパス\log\imcf\jcfcommand[n].log

Managerパス\log\imcf\mmap\jcfcommand.mm

UNIXの場合

/var/opt/jp1imm/log/imcf/jcfcommand[n].log

/var/opt/jp1imm/log/imcf/mmap/jcfcommand.mm

注※

nは数字

(4) 注意事項

次に示す製品へは,上書き・バージョンアップインストールできません。

次の製品がインストールされている場合は,必ずアンインストールしてください。

・P-242C-8EA4 JP1/IM - Manager 10-00〜10-50

・P-CC242C-8EAL Job Management Partner 1/Integrated Management - Manager 10-00〜10-50