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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


13.1.6 言語環境混在での運用

JP1/IMは,言語環境が混在したシステムでも運用できます※1。例えば,JP1/Baseに登録されているJP1イベントの言語コードが混在していても,JP1/IM - Viewでは正常に表示できます※2。なお,11-00以降JP1/IMの文字コードは,JP1/Baseの言語環境の設定方法で設定します。

注※1 JP1/SES形式のイベントを監視するシステムでは,言語環境が混在していた場合,文字化けが発生することがあります。

このため,JP1/SES形式のイベントを扱うシステムでは,システム内の言語環境をJP1/SES形式のイベントの文字コードで統一してください。

注※2 言語環境の混在には関係なく,外字,特殊な文字,および特定の制御コードについては,画面表示で文字が化けることや,その文字として処理されないことがあります。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス」の「1.3 画面操作上の注意事項」を参照してください。

ただし,幾つかの条件がありますので,システム構成や運用を検討してください。

〈この項の構成〉

(1) システム単位での条件

JP1/IMのシステム単位(マネージャーとエージェントによるJP1/IM全体)では,次の条件があります。

(2) サーバ単位での条件

サーバ単位(1台のマシンで実行する物理ホストおよび論理ホストのすべて)では,次の条件があります。