Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


3.7.6 ダイレクトアクセスURL機能

ダイレクトアクセスURL機能は,URLから目的とする[統合オペレーション・ビューアー]画面を表示する機能です。

ユーザー間で情報共有する際に,特定のノードのURLをメールなどで送信すると,メールを受け取ったユーザーは,URLから目的の画面を直接表示できます。また,JP1/Baseによる認証以外の認証を使用している場合でも,シングルサインオンで目的の画面を表示できます。

ダイレクトアクセスURLに指定する項目によって,表示される画面が異なります。

画面を表示するための情報は,URLにクエリパラメーターとして含めます。URLの形式,パラメーターの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の「4.12 ダイレクトアクセスURLの設定」を参照してください。

[イベント詳細]ダイアログを表示するダイレクトアクセスURL機能の利用例を,次の図に示します。

図3‒27 ダイレクトアクセスURL機能の利用例

[図データ]

なお,ダイレクトアクセスURLには,ノード選択のダイレクトアクセスURL取得機能,OpenID認証ダイレクトアクセスURL機能もあります。

ノード選択のダイレクトアクセスURL取得機能は,[統合オペレーション・ビューアー]画面から選択したIM管理ノードのURLを取得する機能です。画面で取得したURLを他のユーザーに送付し,IM管理ノードを選択した状態の画面を表示させることできます。機能の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス」の「2.1 [統合オペレーション・ビューアー]画面の概要」の[操作メニュー]ボタンの説明を参照してください。

OpenID認証ダイレクトアクセスURL機能は,ダイレクトアクセスURL機能を,OpenIDプロバイダ認証のシングルサインオンで利用できるようにする機能です。OpenIDプロバイダ認証のシングルサインオンについては「3.7.5 外部製品との連携」を参照してください。