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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


3.2.3 IM管理ノード関連ファイル

IM管理ノード関連ファイルは,IM管理ノード間のつながりやツリーを構成するために必要な情報などが記載されたファイルで,jddcreatetreeコマンドの実行によって自動的に生成されます。IM管理ノード関連ファイルを次に示します。

これらのファイルの情報を,IM管理ノード関連情報といいます。jddupdatetreeコマンドの実行によってインテリジェント統合管理基盤に反映され,IM管理ノードの状況が設定されます。

jddcreatetreeコマンドおよびjddupdatetreeコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jddcreatetree」(1. コマンド)および「jddupdatetree」(1. コマンド)を参照してください。

表3‒5 IM管理ノード関連ファイル

項番

ファイル名

説明

1

IM管理ノードリンクファイル

imdd_nodeLink_コンポーネント名.json

IM管理ノード間の関連を表示するために必要な情報を記載したファイルです。

出力先を次に示します。出力先に同じファイルが存在する場合は,上書きされます。

コンポーネント名

情報取得先のコンポーネント名です(“/”は”_”に置き換えます)。

ファイルのフルパスが260文字を超える場合は,次のファイル名とします。

imdd_nodeLink_コンポーネント名(ハッシュ値).json

コンポーネント名(ハッシュ値)

コンポーネント名をMD5でHash値に変換した文字列

例: imdd_nodeLink_40e577b40c9fa9d1ed2ccf959a225864.json

Windowsの場合

jddcreatetreeコマンド -oで指定したディレクトリ\imdd_nodeLink_コンポーネント名.json

UNIXの場合

jddcreatetreeコマンド -oで指定したディレクトリ/imdd_nodeLink_コンポーネント名.json

2

IM管理ノードツリーファイル

imdd_nodeTree.json

IM管理ノードをツリー形式で表示するために必要な情報を記載したファイルです。

出力先を次に示します。出力先に同じファイルが存在する場合は,上書きされます。

Windowsの場合

jddcreatetreeコマンド-oで指定したディレクトリ\imdd_nodeTree.json

UNIXの場合

jddcreatetreeコマンド-oで指定したディレクトリ/imdd_nodeTree.json