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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


1.3.3 システムの集中監視

JP1/IM - Managerでは,セントラルコンソールおよびセントラルスコープによって,システム全体を集中して監視できます。

セントラルコンソールは,システムで発生した事象をJP1イベントとして集め,時系列に表示して,システムを集中的に監視します。JP1イベントは[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページに表示され,システム全体で発生した事象を集中的に監視できます。

図1‒8 [イベントコンソール]画面([イベント監視]ページ)

[図データ]

セントラルスコープでは,システム管理者の必要とする視点によってシステムを集中監視できます。システム全体を目的に合わせたツリー形式の表示によって,業務とシステムの関連などをビジュアルに把握できます。また,重要な監視ポイントをマップ形式で表示でき,大規模なシステムも必要な視点で集中監視できます。

[監視ツリー]画面では,リソースをグループ化して,ツリー形式で表示してシステムを監視します。[ビジュアル監視]画面では,監視ツリー上の任意の監視対象をマップ上に表示し,マップ形式で監視対象を表示します。

図1‒9 [監視ツリー]画面

[図データ]