Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation メッセージ


KNAO0525-E

ログオンに失敗したためジョブの起動に失敗しました(OSユーザー名, ジョブ名, ジョブ実行ID, 保守情報1, 保守情報2)

OSユーザーでのジョブの起動に失敗しました。

(S)

要求処理を中止します。

(O)

保守情報2にはWin32APIのGetLastError 関数で取得した値が表示されます。

エラーコードの意味を確認した上で対応してください。

保守情報2の要因番号に対する主な原因と対処方法を次に示します。

要因番号:1311

ジョブの実行ユーザーがドメインユーザーの場合は,ドメインコントローラーの状態が原因となる場合があります。ユーザーアカウントを参照するため,ドメインユーザーがログオンできる状態になっている必要があります。CPAは,ドメインコントローラーの数や状態を意識して動作していません。ジョブの実行中にドメインコントローラーを再起動するような場合は注意してください。

要因番号:1326

ジョブを実行するOSユーザーのアクセストークンを取得できないおそれがあります。次のことを確認してください。

  • OSユーザー名,またはパスワードに誤りがないか確認してください。

  • ジョブの実行ユーザーがドメインユーザーの場合は,ドメインコントローラーの状態が原因となる場合があります。ユーザーアカウントを参照するため,ドメインユーザーがログオンできる状態になっている必要があります。CPAは,ドメインコントローラーの数や状態を意識して動作していません。ジョブの実行中にドメインコントローラーを再起動するような場合は注意してください。

  • Win32API関数の一時的エラーによって,アクセストークンを取得できない場合があります。

要因番号:1330

ユーザーのパスワードの有効期限が切れていないかを確認してください。

要因番号:1792

Net Logonサービスが起動されているかどうかを確認してください。

要因番号:1909

ジョブを実行するOSユーザーのアカウントがロックアウトしているおそれがあります。ジョブを実行したOSユーザーに対して不正なパスワードが指定されていないかを確認してください。

アカウントがロックアウトしていた場合は,アカウントのロックアウトを解除してください。

アカウントのロックアウトの解除方法については,Microsoftのホームページなどで確認してください。

問題が解決しない場合は,資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。