Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Data Highway - Server 構築・運用ガイド


12.3.5 selfsignedkeygen.bat(秘密鍵の作成)

〈この項の構成〉

(1) 機能

テスト・評価などの用途でJP1/DH - Serverをすぐに使用する場合に利用する,秘密鍵の作成を行います。

(2) 実行者

ビルトインAdministratorユーザまたはAdministrators権限を持つ管理者ユーザが,コマンドプロンプトから実行します。

注※

コマンドは直接実行せず,コマンドプロンプトから実行してください。

(3) 形式

selfsignedkeygen.bat
  -out 秘密鍵ファイル
  〔-bits {512|1024|2048|4096}〕

(4) 引数

重要

Linuxの場合,引数に半角スペースを含んだ値は指定できません。

-out 秘密鍵ファイル

作成した秘密鍵を出力するファイルを指定します。

〔-bits 512|1024|2048|4096}〕

作成する秘密鍵のビット長を指定します。

指定を省略した場合は,下線の値が使用されます。

重要

ビット長が「1024」以下の鍵は危殆化が進んでおり安全性が低下しているため,ビット長は「2048」以上を指定してください。

(5) 実行結果

秘密鍵ファイルが,-outで指定したフォルダ内に作成されます。

(6) 注意事項

コマンドは直接実行せず,コマンドプロンプトから実行してください。

OSのUAC(User Account Control)を有効にしている場合は,次に示すどれかの方法でコマンドを実行してください。

同一マシン上での複数同時実行はサポートしていません。