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JP1 Version 12 JP1/Data Highway - Server 構築・運用ガイド


8.2.2 JP1/DH - Server 管理者コマンドのインストール(Linuxの場合)

JP1/DH - Server 管理者コマンドのインストール手順を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) システム環境変数の設定

  1. 使用しているログインシェルの設定ファイルに環境変数DW_CMD_JRE_HOMEを追加します。

  2. 環境変数DW_CMD_JRE_HOMEにJREのインストールフォルダのパスを設定します。

    opt/jp1dh/server/uCPSB/jdk/jre
    重要

    Javaを同梱したコマンドを利用する場合,この手順は必要ありません。

  3. 設定例を次に示します。

    ログインシェルにtcshを使用している場合は,〜/.tcshrcファイルに設定を追加します。

    [図データ]

    ログインシェルにbashを使用している場合は,〜/.bashrcファイルに設定を追加します。

    [図データ]

(2) 管理者コマンドのインストール

  1. JP1/DH - Server 管理者コマンドをインストールする任意のディレクトリを作成します。作成例を次に示します。

    Javaを同梱したコマンドを利用する場合

    mkdir 〜/DWAdminClientApp

    Javaを同梱しないコマンド(従来のコマンド)を利用する場合

    mkdir 〜/DWAdminClient
  2. 作成したディレクトリに移動します。

    cd 〜/DWAdminClientApp

    または

    cd 〜/DWAdminClient
  3. 手順1で作成したインストールディレクトリ内の,JP1/DH - Server 管理者コマンドのアーカイブファイルを解凍します。

    tar zxvf /opt/jp1dh/server/AdminClient/DWAdminClientApp.tar.gz

    または

    tar zxvf /opt/jp1dh/server/AdminClient/DWAdminClient.tar.gz

(3) コマンドプロパティファイル(property.xml)の設定

コマンドプロパティファイル(property.xml)を開き,次の情報を入力し保存します。

コマンドプロパティファイルの詳細は,「8.3.6 コマンドプロパティファイル(property.xml)」を参照してください。